鉄筋形状の自動展開機能

鉄筋形状の自動展開機能によって、鉄筋がコンクリート要素ホストの内部にあるスペースを埋めます。

フックの有無にかかわらず、単一セグメントである線状の鉄筋は、かぶり参照が見つかるまで、両方向に展開されます。また、複数セグメントの形状は、参照が見つかるまで、それぞれの主方向に展開されます。

次の図に、鉄筋形状やマウス位置の違いによる自動展開の機能を示します。緑色の破線は、ホストのかぶり厚と一般的な形状を表します。黒い矢印は、マウスの移動範囲を示します。灰色の矢印がある黒色の枠の長方形は、鉄筋形状の調整とサイズ変更が行われる展開境界ボックスを表します。

ホストの断面形状 マウス カーソルの位置 展開境界ボックス
これらのホストの例は鉄筋の自動展開機能を示すものであり、これが全てではありません。鉄筋は、サイズや形状に関係なく、有効なコンクリート ホスト内で自動展開します。