寸法、タグ、要素文字のサイズを変更するには、タイプ プロパティと[文字]ツールを使用します。
このビデオは、次のことについて解説します。
Revit LT 内の文字はすべて、ある種の注釈要素です。これには、寸法やタグで使用される文字も含まれます。注釈要素のサイズは、ビューのスケールを基準に設定されます。ビューのスケールを変更すると、文字のサイズも相対的に変更されます。たとえば、このビューのスケールを 1:100 から 1:200 に変更すると、文字が大きく表示されます。ビューのスケールを 1:100 に戻すと、文字は小さく表示されます。文字のサイズが変わるのは、ビュー スケールの基準に従って出力サイズが設定されているためです。文字の出力サイズは、文字ファミリの[タイプ プロパティ]で定義します。
文字要素を選択し、[タイプを編集]をクリックして[文字サイズ]パラメータを表示します。ここに表示されているサイズが文字の出力サイズです。文字ツールを使用して配置された文字のサイズを変更するには、複製ファミリを作成して[文字サイズ]パラメータで必要な変更を行います。ファミリ名に文字サイズを明示していない場合、複製する必要はありません。この例では、ファミリ タイプの名前に文字サイズが含まれているため、まずファミリを複製します。
文字ファミリの文字サイズの変更は、文字ツールを使用して配置された文字にのみ適用されます。寸法や部屋タグなどの要素の文字は、文字ファミリに合わせて個別に変更する必要があります。
寸法もシステム ファミリであり、文字サイズをコントロールする同様のタイプ プロパティがあります。ただし、タグはロード可能なファミリであるためタグの文字サイズは、ファミリのラベル サイズでコントロールします。タグを編集するには、ファミリでラベル ファミリを変更してからプロジェクトに再読み込みする必要があります。
文字のサイズに一貫性を持たせる必要がある場合は、ファミリ タイプのパラメータで文字サイズをコントロールし、複数のファミリとカテゴリで変更する必要があります。特定のプロジェクトのニーズに合わせて文字サイズを指定するには、一般的に、テンプレート ファイルの文字サイズを設定するのが最も簡単です。