境界条件: 利用者が発する熱

ここでは、実際の人間における熱的効果のシミュレーションを行っているので、座っている人が平均的に発する熱を考慮する必要があります。

現在の選択モードはサーフェスに設定されています。利用者を部品としてモデル化しているので、まず選択モードを[ボリューム]に変更する必要があります。

  1. 選択モードを変更するには、[設定]タブ > [選択]パネル > [ボリューム]をクリックします。

    選択モード

  2. 壁面と空気の各部品で[Ctrl]キーを押しながらマウスの中ボタンをクリックして、それらを非表示にします。これで、利用者が表示されます。

    壁と空気を非表示

  3. 利用者をクリックして選択します。

    利用者を選択

  4. [境界条件]状況依存パネルで[編集]をクリックします。

    編集

  5. [種類][発熱量(部品単位)]であることを確認します。また、[単位]行で[W]を選択して、単位をワットに設定します。

    種類を確認する

  6. [発熱量(部品単位)]行に 60 と入力します。

    発熱量(部品単位)

  7. [適用]をクリックします。

    次のような設定になっていることを確認します。

  8. 境界条件が利用者に正しく適用されていることを確認するには、デザイン スタディ バーと人間の部品の色付きストライプを確認します。

    1. デザイン スタディ バーに、[発熱量(部品単位)]条件が表示され、値が 60 W である必要があります。

    2. 利用者が、凡例の[発熱量(部品単位)]に対応する色付きストライプになっている必要があります。

      デザイン スタディ バー

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