Autodesk® CFD には、現在の解析結果を、短時間で、簡単に、効率よく、確認、抽出、表示できる強力な結果可視化ツール セットが用意されています。グラフィックスの豊富なCADのようなツールセットのほか、グラフィックスイメージとデータを出力する複数の機能により、設計サプライチェーンの他のメンバーに解析結果を伝えやすくしています。
完全な可視化ツールセットをシナリオ実行中、実行後に使用できるため、解析に関する中断のないフィードバックをグラフィカルに提供できます。この強力なランタイム環境は、解析の進行を理解する上で大変便利です。

結果タブはいくつかの基本機能に分割されています:
セットアップ タスクから結果タスクにアクセスするには、[結果]タブをクリックします。
グローバル コントロール:
![]()
モデル サーフェス上に表示する結果量を指定するには、右クリックして[グローバル結果]を選択します。
![[グローバル結果]メニュー](../images/chapter13-global-menu.png)
または[グローバル]状況依存パネルの[グローバル結果]メニューから選択します。
![[グローバル結果]状況依存パネル](../images/chapter13-global-result-context-panel.png)
グローバル結果は、グラフィックス ウィンドウの凡例に反映されます。凡例の単位を変更すると、測定時の出力単位が変更されます。
またこれによって、マウスによってプローブする際にステータスバーに表示される結果量が設定されます。(測定するには、目的の位置にマウス カーソルを合わせます)。
すべての流体サーフェス(流入口、流出口、および流体領域間の内部流体サーフェス)にベクトルを表示するには、右クリックして[グローバル ベクトル]を選択します。展開可能なメニュー リストから対象の量を選択します。

ベクトルの長さや矢印のサイズなどの属性を制御するには、[設定…]ダイアログを使用します。
または[グローバル]状況依存パネルの[グローバル ベクトル]メニューから選択します。
その他のコントロール:
単位を変更するには: ![]() | 外観、範囲、設定を変更するには: ![]() |
表示単位を変更するには:
凡例を右クリックし、[単位]を選択します。
凡例の外観を変更するには:
凡例を右クリックし、[オプション]を選択します。
範囲を変更するには:
レベルと色分け:
![[連続]の凡例](../images/results-legend-continuous.png)

ラベルの間隔とフォーマット:
テキストのラベルは自動的に追加、削除され、最適な間隔となるようになっています。
連続的に表示されるラベルの最大値を変更するには、[最大値ラベル]を変更します。
段階的に色表示されるラベルの最大値を変更するには[レベル]の隣にある値を変更します。
ラベルの垂直間隔を変更するには、[ラベル間の最初ピクセル数]を変更します。この値に従ってラベルの数が調整されます。
凡例の垂直間隔:
垂直方向に表示できる凡例の数をコントロールするには、[表示] > [表示] > [凡例]をクリックし、スピンボックス コントロールの値を変更します。
非定常解析から得た結果を可視化する非常に効果的な方法の 1 つに、結果を特定の時間ステップで保存し、結果が時間とともにどのように変化するかをアニメーションで示す方法があります。

[アニメーション]ダイアログを開くには、[結果]タブ > [イメージ]パネル > [アニメーション]をクリックします。
保存した反復回数または時間刻み幅をアニメーション表示するには、[アニメーション]ダイアログを使用します。
[アニメーション]ダイアログを開くには:
結果セットをアニメーションするには:
アニメーションを保存するには: