第 22 章: 設計とシナリオのクローン化

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解析を 1 回実行するだけで最大限の時間とコストの削減を達成できることはまれです。Upfront CFDの真の利点は、複数の解析を実行して様々な設計や動作条件を比較するところにあります。Autodesk® CFD では、最初の解析から、簡単に更新できる「クローン」と呼ばれるコピーを作成することで迅速かつ簡単にこれを実現できます。

解析には、それと関係する設計または独自のジオメトリが少なくとも 1 個含まれていることを思い出してください。各設計には少なくとも 1 つのシナリオ、すなわち動作条件や材料等が関連づけられています。このいずれかをクローン化することにより、既に行った作業を再利用することができます。

シナリオのクローン化

シナリオをクローン化することにより、同じジオメトリ構成に対して解析設定やパラメータを変更した場合の効果を調べることができます。設定の例としてはつぎのようなものがあります:

シナリオをクローン化するには

  1. デザインスタディバーでシナリオを右クリックします。
  2. クローン化を選択し、名前を指定します。

必要に応じて設定を変更し、解析を実行します。

設計のクローン化

設計をクローン化して様々なジオメトリ構成の影響を調べるには:

設計をクローン化するには

すべての解析終了後、ディシジョン センターで比較を行います。

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