選択した Vault オブジェクトに対して、動作、ルール、およびプロパティの定義済みのセットをまとめて適用するために、1 つのファイルまたはファイル グループのカテゴリを変更することができます。
特定のカテゴリの動作は、スタンドアロン バージョンの Autodesk Vault Client の管理者が変更できます。
ファイルのカテゴリを変更する
1 つのファイルまたはファイル グループを特定のカテゴリから別のカテゴリに転送するには、[カテゴリを変更]コマンドを使用します。Vault オブジェクトのカテゴリを変更すると、そのオブジェクトは新しいカテゴリに指定された動作を継承します。
たとえば、[エンジニアリング]というカテゴリに特定のライフサイクル定義が割り当てられているとします。また、このライフサイクルは、ステータスが変更されたときにファイルに対して履歴バンプを自動的に実行するよう設定されているとします。この場合、ファイルを[エンジニアリング]カテゴリに移動し、ステータスを[作業中]から[レビュー]に変更すると、ファイルのカテゴリおよびカテゴリに割り当てられたライフサイクル定義に基づいて、ファイルに対して履歴バンプが自動的に実行されます。