プラグインは、AutoCAD プログラムに直接ロードすることはできません。そこで、特定のプロパティを有効にして、AutoCAD プログラムの一部である CAD 標準仕様フレームワークまたはスタンドアロンのバッチ標準チェッカーにロードできるようにする必要があります。各プラグイン プロジェクトは、クラス ライブラリ テンプレートに基づいている必要があります。新しいプロジェクトを作成したら、AutoCAD <リリース> のタイプ ライブラリと Autodesk 標準仕様マネージャのタイプ ライブラリを参照する必要があります。
- Microsoft Visual Studio を起動する
- Microsoft Visual Studio のメニュー バーで、[ファイル]メニュー
[新規]
[プロジェクト]をクリックします。
- [新しいプロジェクト]ダイアログ ボックスで、[インストール済み]
[テンプレート]を展開し、次のいずれかの操作を行います。
- Visual Basic: [Visual Basic]をクリックし、次に[クラス ライブラリ]を選択します。
- Visual C#: [Visual C#]をクリックし、次に[クラス ライブラリ]を選択します。
- Visual C++: [Visual C++]をクリックし、次に[CLR クラス ライブラリ (.NET)]を選択します。
- [プロジェクト名]フィールドにプロジェクトの名前を入力し、[次へ]をクリックします。
- [フレームワーク]ドロップダウン リストから、対象となる AutoCAD リリースで使用されているフレームワークを選択し、[作成]をクリックします。
- メニュー バーで、[プロジェクト]メニュー
[COM 参照の追加]をクリックします。
- [参照管理ユーティリティ - <プロジェクト名>]ダイアログ ボックスの[参照]タブで、<ドライブ>:\ObjectARX<バージョン>\inc-<プラットフォーム> を参照します。
<ドライブ> および <バージョン> は、ObjectARX SDK がインストールされる場所を表します。<プラットフォーム> は、ターゲット プラットフォームの x64 に置き換える必要があります。
- [Ctrl]を押しながら、AcStMgr.dll (AcStMgr.tlb ファイルから作成する必要あり)および axdb<バージョン><言語>.tlb を選択します。[OK]をクリックします。
注: <バージョン> および <言語> は、参照する ObjectDBX ライブラリのバージョンおよび言語を表します。たとえば、axdb25jpn.tlb は、Autodesk AutoCAD 2025 で使用されるライブラリの英語版を表します。AutoCAD 2021 から AutoCAD 2024 ベースの製品の英語版は axdb24jpn.tlb ライブラリ ファイルを使用し、AutoCAD 2019 から AutoCAD 2020 ベースの製品の英語版は axdb23jpn.tlb ライブラリ ファイルを使用します。
- もう一度[追加]をクリックし、[COM]タブをクリックします。
- [COM]タブで、[Microsoft XML タイプ ライブラリ] (Microsoft XML、v6.0)にスクロールし、選択します。[OK]をクリックします。
- [アプリケーション]タブをクリックします。
- [アプリケーション]タブで、[アセンブリ情報]をクリックします。
- [アセンブリ情報]ダイアログ ボックスで、[アセンブリを COM 参照可能にする]をクリックし(オンにし)、[OK]をクリックします。