[スタックのプロパティ]ダイアログ ボックス

スタック文字の、文字、スタイル、位置合わせ、サイズを編集します。

[スタックのプロパティ]ダイアログ ボックスを開くには、スタック文字を選択し、右クリックしてショートカット メニューから[スタックのプロパティ]を選択します。

概要

[スタックのプロパティ]ダイアログ ボックスを開くには、スタック文字を選択し、右クリックしてショートカット メニューから[スタックのプロパティ]を選択します。

上側と下側を別々に編集できます。[外観]領域のオプションでは、スタック文字の、スタイル、位置、文字サイズをコントロールします。

オプション

次のオプションが表示されます。

[文字]

スタック分数の上側または下側の数値を変更します。

[上側]

スタック分数の上側すなわち前半部分の数値を編集します。

[下側]

スタック分数の下側すなわち後半部分の数値を編集します。

[外観]

スタック分数のスタイル、位置、文字サイズを編集します。

[スタイル]

スタック文字のスタイル形式(水平線分数、斜線分数、許容差、小数点揃え)を指定します。

[分数(水平線)]

1 番目の数字を 2 番目の数字の上にし、かつ水平線で分離して、選択した文字をスタックします。

[分数(斜線)]

1 番目の数字を 2 番目の数字の上にし、かつ斜線で分離して、選択した文字をスタックします。

注: AutoCAD 2000より前のAutoCADバージョンでは、対角線スコアはサポートされていません。マルチテキストオブジェクトに対角線分数が含まれている場合、図をAutoCAD 2000より前のバージョンに保存すると、分数は水平分数に変換されます。AutoCAD 2000以降で図面を再オープンすると、対角線スコアが復元されます。1つのマルチテキストオブジェクトに水平分数と対角線分数が同時に含まれる場合、AutoCAD 2000以降で図面を再オープンすると、すべての分数が対角線分数に変換されます。
[幾何公差(T)]

1 番目の数字を 2 番目の数字の上にして、選択した文字をスタックします。数字の間に線分は入りません。

[小数区切り]

[許容差]スタイルの 1 つで、選択した文字の上側と下側両方の数値の小数点を位置合わせします。

[位置(P)]

分数の位置合わせ方法を指定します。[中心]が既定です。オブジェクト内のすべてのスタック文字に対して同じ位置合わせが使用されます。

[上側]

分数の上端を文字列の上端に位置合わせします。

[中心(CE)]

分数の中心を文字列の垂直方向の中心に位置合わせします。

下面図

分数の底部を文字列の基準線に位置合わせします。

[文字サイズ]

スタック文字のサイズを、現在の文字スタイルのサイズの割合(25 から 125 パーセント)でコントロールします。

[既定]

新しい設定を既定値として保存したり、現在のスタック文字を直前の既定値に復元します。

[自動スタック]

表示 [自動スタックのプロパティ]ダイアログ ボックス.[自動スタック]は、カレット、スラッシュ、シャープの直前および直後の数字だけをスタックします。数字以外の文字やスペースなどを含む文字をスタックするには、その文字を選択してテキスト エディタのショートカット メニューから[スタック]を選択します。