ArcGIS とデータを交換する場合、EPSG コードを持っている座標系を使用することをお勧めします。
EPSG コードを持っていない座標系を図面で使用する場合、座標系の有効範囲外にデータが存在すると、ArcGIS にセーブ バックする際に小さい x,y オフセットがデータに追加される可能性があります。
MAPCSASSIGN コマンドを使用して、座標系が EPSG コードを持っているかどうかの確認、および座標系の有効範囲の確認を行うことができます。
重要: Autodesk Connector for ArcGIS を使用して ArcGIS データを図面に取り込む前に、
ArcGIS Projection Engine Data をインストールします。Projection Engine Data は、ArcGIS データを図面に取り込むときに座標オフセットが発生しないようにします。ArcGIS にセーブ バックするときに座標オフセットの問題が発生しないようにするには、EPSG コードを持っている座標系を使用します。
座標系が EPSG コードを持っているかどうかを確認するには
- コマンド ラインに MAPCSASSIGN と入力し、[座標系]ダイアログ ボックスを表示します。
現在割り当てられているコードがダイアログ ボックスの上部に表示されます。
- [検索]ボックスにコードを入力します(NH83F など)。
座標系が EPSG コードを持っている場合、[EPSG]列に表示されます。
座標系が EPSG コードを持っていない場合、次の手順を使用して座標系の有効範囲を確認することができます。
座標系の有効範囲を確認するには
座標系が EPSG コードを持っていない場合、座標系の有効範囲外にデータが作成されると、ArcGIS にセーブ バックする際に小さい x,y オフセットが ArcGIS データに追加される可能性があります。
- 上記手順に従います。
- [座標系]ダイアログ ボックスで座標系を選択します。
- [表示]をクリックします。
- ウィンドウの左側のペインで、[パラメータ]をクリックします。
- 有効範囲に関する情報を確認します。
重要: 座標系が EPSG コードを持っている場合や、EPSG コードを持っていない座標系の有効範囲内にデータがある場合でも、ArcGIS データを図面に取り込む際に座標オフセットが発生しないようにするために、
ArcGIS Projection Engine Data をインストールする必要があります。