Oracle データ読み込み: フィーチャ クラスのプロパティの編集

フィーチャ クラスのマッピング定義で、次の表に示すプロパティを指定します。

プロパティ

説明

[マッピング定義に入れる]

マッピング定義に設定を含めます。

マイグレーション法

移行方法を指定します。

  • [API を使用して新規フィーチャとして追加]: 各フィーチャを個別に挿入します。この方法はデータの一貫性を保証します。後処理は不要です。この方法を使用して小量のデータを移行します。
  • [Map API を使用して新規フィーチャとして追加]: 各フィーチャを個別に挿入します。これは、データの一貫性を保証しますが遅いことがあります。この方法を使用して、[Oracle データ読み込み]の設定に座標変換を使います。
  • [SQL Loader を使用して新規フィーチャを追加]: この方法は SQL Loader ファイルからデータを挿入します。フィーチャ クラスごとに、Insert 文を作成します。これによりクライアント側のフィーチャ規則は適用されません。たとえば、この方法を使用してデータ転送を停止する単一のレコードを検索します。
  • [insert 文を使用して新規フィーチャを追加]: この方法はフィーチャ クラスごとに Insert 文を作成します。これにより、クライアント側のフィーチャ規則は適用されません。これは最速の方法です。たとえば、大量のデータを移行する場合に使用します。通常、この方法は後処理が必要です。
  • [フィルタを使用して既存のフィーチャを更新]: SQL Select 文の WHERE 部に追加される SQL フィルタ式を定義します。テーブル名にエイリアス "a" を使用できます。パラメータにプレースホルダを使用できます。「Oracle データ読み込み: SQL 文とプレースホルダ」を参照してください。

[フィルタ]

フィルタを使用してプロジェクトを読み込みます。たとえば、フィーチャ クラスごとに IMPORT_ID = {IMPORT_ID} フィルタを使用します。次に、読み込みプロセスで、{IMPORT_ID} パラメータの値を、選択したプロジェクトに対応する値に置き換えます。

[コメント]

この方法を選択した理由を説明するコメントなど、任意のコメントが格納されます。

移行モデル - フィルタを使用: たとえば、データを挿入する代わりに既存のデータを更新する必要がある場合は、[フィルタを使用して既存のフィーチャを更新]オプションを選択します。

サンプル シナリオ: データベース A には区画データを格納し、データベース B には同じ区画の追加のデータを格納します。区画データを移行するために、2 つの移行手順を実行します。

ソース テーブルにエイリアス "s" を使用し、最終テーブルにエイリアス "t" を使用します。次に例を示します。

s.fid = t.fid
s.flur=t.flur and s.stammnummer=t.stammnummer and s.unternummer=s.unternummer

これらの式を使用して、次の Update 文を使用します。

 update AL_F_FLUR t SET (NAME,KENNUNG) = 
(SELECT NAME,KENNUNG FROM AL_F_FLUR s WHERE s.fid = t.fid)

この場合、属性 NAME および KENNUNG がダイアログ ボックスで選択されています。

プレースホルダを使用できます。「TB2TB: SQL 文とプレースホルダ」を参照してください。