応力と変位の結果を評価する

ここでは、利用できる結果コンターと、さまざまな表示のカスタマイズ オプションについて説明します。

注: 条件付きの手順: 以前この解析を実行したことがあり、Inventor Nastran の別セッションでチュートリアルを完了するために戻ってきた場合、CAD モデルを再び開いてすぐに追加の手順を 2 つ実行する必要があります。「解析を実行する」ページ(同じ Inventor Nastran セッションの中)から続行する場合は、このページの「フォン ミーゼス応力と変位の大きさをプロットする」セクションの手順 1 に進んでください。

フォン ミーゼス応力と変位の大きさをプロットする

  1. [Autodesk Nastran][結果][結果オプション]の順にクリックします。

    [プロット]ダイアログ ボックスが表示されます。以降の 6 手順については、図 1.a – 1.f を参照してください。

    図 1.a – 1.f
    1. [結果データ][応力]に設定され、[タイプ][SOLID VON MISES STRESS (ソリッド フォンミーゼス応力)]であることを確認してください。これが最初に確認するプロットです。
    2. [プロット]ダイアログ ボックスの[変形オプション]タブをクリックします。
    3. 変形は、既定でモデル サイズの 10% に設定されています。変形した形状が見て分かりやすいように、この設定をそのまま使用します。
      ヒント: 変位の大きい非線形解析の場合、特に 1 つまたは複数のパーツの自由物体運動があるときは、実寸変位を表示するほうがよいでしょう。さらに、複数の解析サブケースを比較する際、または複数セットのアニメーションを作成する際は、実寸変位の固定乗数で最も優れた表示結果になります。
    4. [プロット]ダイアログ ボックスの[表示オプション]タブをクリックします。
    5. [すべて非表示]をクリックします。こうすることで、メッシュ線または拘束と荷重記号が表示されないため、見やすいコンター プロットになります。
    6. [プロット]ダイアログ ボックスの左側にある[表示]をクリックします。フォン ミーゼス応力の結果は次の図のようになりますが、最小応力値と最大応力値は異なる場合があります。

  2. [プロット]ダイアログ ボックスの[コンター オプション]タブをクリックします。

    • [結果データ]プルダウン メニューで、[変位]を選択し、[タイプ][合計]に設定します。変位のコンター プロットが次の図のようになります。

[プロット]ダイアログ ボックスを開いたままにします。これは次のページで使用します。

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