前のトピックでは、特性および材料、荷重、拘束、接触など、多くの基本的な解析条件の定義と適用の方法について説明しました。このトピックでは、解析そのものを定義する設定を確認します。解析タイプ、単位、既定の接触タイプなどがあります。
初めて Autodesk Inventor Nastran 環境を開始したとき、解析機能は既定の設定となっています。既定の設定を修正するには、解析ツリーで をクリックします。新しい解析を作成するには、ツリー最上位のパーツまたはアセンブリを右クリックし、[新規解析]を選択します。いずれの場合も、次のような[解析]ダイアログ ボックスが開きます。
このトピックでは、[解析]ダイアログ ダイアログで使用頻度の高い設定について説明します。すべての解析の設定の説明については、『ユーザ ガイド』セクションの「解析」のトピックを参照してください。
複数の解析を含むモデルの場合は、解析ごとに異なる単位系を割り当てることができます。この設定は、書き出される Nastran バルク データ ファイルのみに適用されます。ユーザ インタフェースに入力した数字では、違いはわかりません。
[タイプ]メニューのリストから解析を選択します。Autodesk Inventor Nastran では、さまざまな解析機能がサポートされます。ある解析タイプを初めて使用する場合は、その解析タイプの要件、出力、制限をあらかじめ理解しておくことが重要です。Inventor Nastran では、次の解析タイプがサポートされます。
[節点の出力コントロール]オプションと[要素の出力コントロール]オプションを使用して、解析完了時に書き出される数量をコントロールできます。
詳細は、「新規解析」のトピックを参照してください。
[オプション]タブでは、既定の設定を選択して自動接触を生成できます。
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