マクロ ファイル

マクロ とは、繰返し操作を自動化するための、コマンドのシーケンスを含むファイルを指します。 マクロは、PowerMill で実行する操作を記録、または、テキストエディタに直接コマンドを入力して作成することができます。記録済みのマクロは拡張子 .mac を持ち、エクスプローラーの [マクロ] から実行することができます。

単一、または、複数のマクロの記録が可能です。また、別のマクロ内からマクロを呼出すこともできます。

以下の 2 種類のマクロを使用することができます。

• 初期化マクロ pmuser.mac － PowerMill の起動時に実行されます。既定で、このマクロの空のコピーが、C:\Program Files\Autodesk\PowerMillxxxxx\lib\macro フォルダーに保存されています。上書き、または、PowerMill コマンドの追加により、独自の既定パラメーター、および、設定を指定することができます。また、Home 直下の pmill フォルダーに pmuser マクロを配置することもできます。 これにより、各ログインアカウントに対する個別マクロの設定が可能になります。
• ユーザー定義マクロ － 多様な操作を自動化するために定義するマクロです。
  ヒント: 初期化マクロの作成による PowerMill の変更に加え、リード / リンクの非表示、表示、再設定、NC プリファレンスの設定、使用頻度の高い加工シーケンスの定義などのマクロの作成が可能です。