ツールパス コネクター ダイアログの リンク タブを使用し、ツールパスの加工移動間のリンク動作作成方法指定します。
リンクは、第 1 選択リンク、第 2 選択リンク、既定リンクとして指定されます。リンクに制約を適用し、リンクの使用条件を定義することができます。第 1 選択リンクの制約条件に満たない場合、または条件を満たしていても安全上の理由などで適用不可な場合、PowerMill は第 2 選択リンクの適用を試行します。第 2 選択リンクの制約条件に満たない場合、PowerMill は既定リンクを適用します。
制約のないリンクの作成も可能です。この場合、PowerMill は、極力ツールパスの適切なパーツに対して選択リンクタイプを適用します。ガウジチェック の選択時には、第 1 選択 リンク、および、第 2 選択 リンクは、安全な場合のみ作成されます。安全ではない場合は、既定 リンクが使用されます。 制約のないリンクの作成時に ガウジチェック が未選択の場合、安全状態にかかわらず、常に 第 1 選択 リンクが使用されます。
以下のオプションを使用し、リンクプロパティを指定します。
第 1 選択 - 第 1 選択で連続加工パスを接続するリンク動作のタイプを選択します。PowerMill は、制約条件が満たされるとこのリンクを適用します。
第 2 選択 - 第 2 選択で連続加工パスを接続するリンク動作のタイプを選択します。PowerMill は、制約条件が満たされるとこのリンクを適用します。
既定 - 第 1 選択 と 第 2 選択 の両方のリンクの制約条件が満たされない場合、またはガウジが発生する場合に使用する、リンク動作のタイプをリストから選択します。
ショート リンク - 直線
既定 リンク - スキム
既定 リンクオプション
動作 - リストからオプションを選択し、リンクを横切る際の工具軸変更方法を指定します。これらのオプションは、ツールパス沿いで工具軸の変更が予想される場合のみ有効になります。
制約適用 - リンクに制約を適用し、リストから制約を選択します。リストから制約を選択すると、更なる制約を適用するために、追加項目が作成されます。第 1 選択リンクと第 2 選択リンクでは、最大 4 つの制約を使用可能です。2 つ以上の制約を選択すると、リンクの適用には全制約の充足が必要になります。
制約を適用するには:
リストから制約タイプを選択します。
リストからオプションを選択して制約制限を定義します。
- 制約値を入力します。
回転軸設定 - 現行回転軸設定を表示します。これは、制約条件から [アジマス] または [エレベーション] を選択した場合のみ有効になります。
ガウジ チェック - PowerMill は、すべてのリード/リンクのガウジ チェックを実行します。
リンク適用 -アクティブ ツールパスにリンク値を適用します。
適用 - アクティブ ツールパスにリード/リンク値を適用します。
了解 - このダイアログの値を了解し、ダイアログを閉じます。
キャンセル - リード/リンクを更新せずに、ダイアログを閉じます。