加工モードの例

この例では、コンポーネント/残し代参照 ダイアログでサーフェス既定値を定義することにより、セットアップに含まれていないツールパスを作成するときにクランプを回避する方法について説明します。
注: セットアップを操作するときに、クランプをセットアップに直接関連付けて、セットアップ内に作成する各ツールパスでクランプが自動的に回避されるようにできます。

  1. クランプを形成する全サーフェスを選択します。

  2. ホーム タブ > ツールパス セットアップ パネル > 残し代 をクリックして、コンポーネント/残し代参照 ダイアログの サーフェス既定 タブを表示します。サーフェス既定 タブで任意の残し代を適用すると、同じ設定がその後のすべてのツールパスに適用されます。
    注: 個々のツールパス ストラテジー ダイアログから コンポーネント残し代 ボタンをクリックした場合にのみ、個々のツールパスに残し代を追加することができます。これにより、コンポーネント残し代 ダイアログの [サーフェス] タブが表示されます。
  3. リスト上部から残し代セットを選択します。
    1. 加工モード リストから 干渉 を選択します。
    2. コンポーネント取得 ボタンをクリックします。
      注: サーフェスがこのように取得されるようにするには、クランプではなくレベルとして定義する必要があります。
    3. 適用 をクリックします。
  4. 結果を表示するには、ビュー タブ > 外観 パネル > シェーディング > 既定加工モード をクリックします。

このパーツに対して作成される全ツールパスが、クランプを回避します。クランプは検出され、加工対象にはなりません。