エクスプローラーには、PowerMill プロジェクトで使用中のエンティティが表示されます。この場合の エンティティ とは、エクスプローラー内の全エントリを指します。エクスプローラー内のエンティティは、ツールパスであれば ツールパス 分岐内、工具であれば 工具 分岐内に、まとめて表示されます。PowerMill プロジェクトには、多くのエンティティが含まれます。そのため、エクスプローラーでは、操作中のエンティティに対して、アクティブ システムが使用されます。
エンティティをダブルクリックし、アクティブにします。この場合、エンティティ名ではなく、エンティティアイコンをクリックします。新規アクティブエンティティは、> 記号に続く 太字 で表示されます。
各分岐では、一度に 1 つのエンティティのみ、アクティブにすることができます。
グラフィック領域で、エンティティの表示切替えが可能です。エンティティの電球をクリックし、表示設定を切替えます。
- 常時非表示
- アクティブの場合のみ表示
- 常時表示
エクスプローラーの任意のエンティティ内にフォルダーを作成できますが、工具およびツールパスの整理に使用するのがおそらく最も有益な使用法と思われます。
フォルダー作成 - Folder1 というフォルダーを作成します。通常の方法でフォルダーの名称変更を行い、そのフォルダーに特定のタイプのエンティティをドラッグアンドドロップすることができます(たとえば、ツールパスを toolpath フォルダーに)。
これにより、接尾辞 _1 が付いた、エンティティのコピーが作成されます。更にエンティティをコピーすると、接尾辞 _2 が付きます。
エクスプローラーでは、一般のコンテキストメニュー、および、特定のコンテキストメニューの利用が可能です。以下のように、コンテキストメニューを表示します。
一般 - エンティティ分岐のタイトルを右クリックします。メニューオプションは、分岐内の全エンティティに関連します。
特定 - 個別のエンティティを右クリックします。メニューオプションは、当該エンティティのみに関連します。
エンティティを右クリックし、ツールパス削除 などの削除オプションを選択します。エンティティが ごみ箱 に配置されます。
エンティティを完全に削除する方法
エンティティを完全に削除すると、PowerMill のメモリー必要量が削減されます。
エクスプローラーパネルの上部をダブルクリックし、パネルを切離して、新規位置にドラッグします。ウィンドウの反対側にパネルを配置するには、パネルを反対側にドラッグし、左マウスボタンを放します。これにより、パネルが新規位置にスナップされます。