コーディネーション モデルの変更

[コーディネーション モデルの変更]オプションを使用すると、Autodesk Docs からリンクされたコーディネーション モデルの、 2 つのバージョン間で変更されたオブジェクトをすばやく可視化できます。

この機能を使用してコーディネーション モデルの変更の概要を表示し、Revit ビューで視覚的に確認します。

コーディネーション モデルの変更インタフェースは、自動化された視覚的なアプローチを提供します。これにより、最近の変更を表示し、可能な限り早期に対応することができます。

この機能にアクセスするには:

確認するリンクされたコーディネーション モデルを含む Revit プロジェクトを開くか、Autodesk Docs からコーディネーション モデルをリンクします。

[コラボレート] [コーディネーション]タブ[コーディネーション モデルの変更]ボタンをクリックして、[コーディネーション モデルの変更]パレットを開きます。

モデルおよびバージョン: ドロップダウン リストから、変更を比較するモデルを選択します。既定の状態では、最新の 2 つの連続したバージョンに対して変更解析計算が実行されます。現在のバージョンを別のバージョンと比較する場合は、[比較対象]ドロップダウン リストから選択します。

上部のドロップダウンで選択したモデルの下に表示されるパスは、クラウド内のモデルの場所を示します。

パレットには、追加、修正、削除の 3 つのカテゴリに分類される変更の概要が表示されます。次図を例として使用します。

変更の概要: パレットには、追加、修正、削除の 3 つのカテゴリに分類される変更の概要が表示されます。簡単に識別できるように、追加、修正、削除されたコーディネーション モデル オブジェクトは、Revit ビューでハイライト表示されます。変更されていないコーディネーション オブジェクトはグレー表示されます。

既定では、すべてのタイプの変更された要素がオンになっています。[追加]、[修正]、[削除]をオフにするには、それぞれクリックして切り替えます。たとえば、追加されたオブジェクトのみを表示する場合は、[修正]と[削除]をクリックします。これにより、修正および削除されたオブジェクトは、モデル上でハイライト表示されなくなります。

変更された要素のリスト: 変更されたオブジェクトは、要素タイプに分類されたオブジェクトの階層のリストに表示されます。各カテゴリとサブカテゴリには、追加、修正、削除されたオブジェクトの数に関する情報が含まれており、ラベルに詳しく説明されています。オブジェクト階層のカテゴリとサブカテゴリを展開または折りたたむことで、変更されたオブジェクトのリストを調べることができます。

変更されたオブジェクトの色は、オブジェクトの階層でカテゴリ、サブカテゴリ、またはコーディネーション モデル オブジェクトを選択すると、Revit ビュー、立面図、断面図などで事前に選択されます。事前選択の色は、Revit オプション [色]タブ [事前選択]フィールドから変更できます。

[コーディネーション モデルの変更]パレットを閉じるには、[コーディネーション モデルの変更]ボタンをクリックします。すると、コーディネーション モデルが最初の表示に戻ります。

ファイル タイプ

コーディネーション モデルの変更でサポートされるファイル タイプには、3D RVT ファイルと 3D DWG ファイルがあります。サポートされていないファイルの場合、情報はパレットに表示されます。

Revit 2025.1 以降では、次のファイル形式も含まれています。

  • Revit および AutoCAD の業種別製品から書き出された NWC ファイル
  • AutoCAD architecture、MEP、Civil 3D 2018 以降、ARCHICAD、Revit、MagiCAD for Revit、Tekla Structures から書き出された IFC ファイル
Notes: .