構造部材スタイルは、構造部材に割り当てるプロパティのグループであり、構造部材の形状その他の特性を決定します。構造部材スタイルを使用すると、特定のジョブや図面、オフィス標準の標準の構造部材タイプを表現できます。構造部材スタイルの作成または修正を行うと、そのスタイルを使用している構造部材には、そのスタイルの設定と特性が含まれます。
構造部材スタイルは通常、構造部材カタログ、構造部材スタイル ウィザードのどちらかで作成して、スタイル マネージャからツール パレットにドラッグします。必要な構造部材スタイルを、カタログやウィザードからは作成できない場合、カスタム構造部材用として、ユーザ独自の構造部材スタイルを作成することもできます。
構造部材ツールは、任意の構造部材スタイルから作成できます。構造部材ツールは通常、構造部材カタログ、構造部材スタイル ウィザードのどちらかで作成したスタイルから作成します。ただし、スタイル マネージャで作成したスタイルから構造部材ツールを作成することも可能です。スタイルを図面ファイルに保存しておき、そのスタイルを使って構造部材ツールを作成することができます。続いて、そのツールで作成されるすべての構造部材に対する既定値を指定できます。
構造部材スタイルの作成、編集、コピー、名前削除を行うには、スタイル マネージャにアクセスします。スタイル マネージャは、複数の図面やテンプレートに含まれているスタイルを一元的に操作できる AutoCAD Architecture 2026 ツールセット ユーティリティです。