プログラムから外部データベースにアクセスする前に、Microsoft ® ODBC または OLE DB プログラムを使用して、外部データベースを環境設定する必要があります。
データベースを環境設定すると、プログラムからそれらのデータにアクセスできます。使用しているコンピュータに、データを作成したデータベース システムがインストールされていない場合でもアクセスできます。次のアプリケーションのデータにアクセスできます。
プログラムで使用できるようにデータベースの環境設定を完了すると、拡張子 UDL の環境設定ファイルが作成されます。この環境設定ファイルには、環境設定したデータベースに、プログラムがアクセスするために必要な情報が含まれています。既定では、UDL ファイルは Data Links フォルダに保存されます。[オプション]ダイアログ ボックスで、UDL ファイルに別の場所を指定することもできます。
次のトピックに、ODBC を使用したデータ ソースのセットアップ方法、およびデータ ソースをプログラムで使用するための設定方法を示します。ODBC と OLE DB の詳細は、次のオンライン Microsoft リソースを参照してください。
サポートされるデータベース管理システムのいくつかには、OLE DB 用に使用可能なダイレクト ドライバが存在します。これらのダイレクト ドライバを使用すると、ODBC と OLE DB の両方に環境設定ファイルをセットアップする必要はありません。OLE DB 環境設定ファイルが 1 つあれば十分です。
ダイレクト データベース ドライバは、次のデータベース システムで利用できます。
ODBC は、あるアプリケーションのデータを、他のアプリケーションで利用できるようにするための中間階層のプログラムです。
OLE DB を使用して、外部データベース テーブルを指す UDL 環境設定ファイルを作成することができます。
製品の 32 ビット バージョンから 64 ビット バージョンにアップグレードした後、次の 2 つの方法のいずれかを使用して Microsoft Access データベースまたは Microsoft Excel スプレッドシートにアクセスする接続で DbConnect を使用している場合は、Microsoft Access データベース エンジンまたは Microsoft SQL Server を使用する接続への変更が必要になる場合があります。Microsoft は、一部の旧形式のデータベース ドライバ テクノロジの 64 ビット バージョンをサポートしていません。
Microsoft SQL Server には、いくつかの異なるエディションがあります。現在、MDB または XLS ファイルのデータにアクセスする場合、Microsoft SQL Server Express Edition を使用すると、要望を満たしてくれることでしょう。マイクロソフトは、SQL Server の Standard エディションおよび Enterprise エディションも提供しています。