[平行キー接続ジェネレータ]ダイアログ ボックス - [計算]タブ
このタブを使用して、[設計]タブでの選択に基づいてジェネレータ データを計算します。
[強度計算の種類]
キーの長さを設計 | 指定した荷重、寸法、およびジョイント プロパティに適合した最適なキーの寸法を設計します。 |
[計算チェック] | 指定した荷重、寸法、およびジョイント プロパティについて、強さのチェックを実行します。 |
簡易計算 | 距離 d/2 のトルク、面取りなし、溝の深さが h/2 で力を計算します。 |
[荷重]
一覧で選択した方法に従って、動力、速度、またはトルクによって荷重を入力します。 |
[動力]、[速度] [トルク] | 動力と速度に基づいてトルクを計算します。 |
[トルク]、[速度] [動力] | トルクと速度に基づいて動力を計算します。 |
[動力]、[トルク] [速度] | 動力とトルクに基づいて速度を計算します。 |
寸法
[軸径] | キーの溝によって磨耗していない中実軸 d1 の直径が必要な直径の最小値 d1min より大きくなるのに十分な軸径を選択します。 |
| 警告: 軸径は、規格で指定された範囲内でなければなりません。 |
| 推奨: 軸が外部の(歯車などによる)ラジアル荷重から追加荷重を受ける場合は、直径 d1 が直径の最小値 d1min より約 20 ~ 30 % 大きくなるように軸径を選択します。 |
[中空軸の内径] | カップリングで中空軸を使用する場合、軸の内径を入力します。このパラメータは、ねじられた軸の荷重の大きさに影響し、軸径の最小許容値の決定に大きく影響します。 |
キー サイズ | キーの幅と高さを指定します。 |
キーの長さ | キーの長さを指定します。長さの最小値より長くなるように、規格で指定された範囲内でキーの長さを選択します。長さを決定するときは、選択したキーの長さがハブの長さに影響することに留意してください。 |
キー溝長さ | キー溝の長さを指定します。 |
[キーの材料]
材料データベースは Autodesk Inventor Material Library に接続されていません。
注: [計算]をクリックすると、編集フィールド内の値に問題がある場合は、その値が赤色になります。
警告: 材料の強度パラメータを経験的に決定し、材料のグループに適用可能な最小値を反映します。ここで求められた値は、特定の材料の計測によって求められた値に近いものの、最終的な計算の場合は、製造者の材料シートや仕様書に基づいて材料のパラメータを使用することをお勧めします。
材料値を入力して指定するか、材料データベースから材料を選択します。材料データベースから材料を選択した場合は、値が次の編集フィールドに自動的に挿入され、編集フィールドはロックされます。フィールドのロックを解除するには、チェック ボックスをオフにします。
[許容圧力] | [ジョイント プロパティ]グループで品質が最低のキー材料の許容圧力を指定します。キーは強度チェック中に圧力をチェックします。 |
[軸の材料]
材料値を入力して指定するか、材料データベースから材料を選択します。材料データベースから材料を選択した場合は、値が次の編集フィールドに自動的に挿入され、編集フィールドはロックされます。フィールドのロックを解除するには、チェック ボックスをオフにします。 |
[許容圧力] | [ジョイント プロパティ]グループで品質が最低のキー材料の許容圧力を指定します。キーは強度チェック中に圧力をチェックします。 |
許容せん断応力 | [ジョイント プロパティ]グループで品質が最低のキー材料の許容圧力を指定します。この値は、最小軸径を設計する際に使用されます。 |
[ハブの材料]
材料値を入力して指定するか、材料データベースから材料を選択します。材料データベースから材料を選択した場合は、値が次の編集フィールドに自動的に挿入され、編集フィールドはロックされます。フィールドのロックを解除するには、チェック ボックスをオフにします。 |
[許容圧力] | [ジョイント プロパティ]グループで品質が最低のキー材料の許容圧力を指定します。キーは強度チェック中に圧力をチェックします。 |
[ジョイント プロパティ]
キー番号 | 高いねじりモーメントの伝達では、カップリングでキーを 2 つ使用できます。キーは、軸上で対称になるように(反対側の位置に)配置されます。非対称配置も、(120° の間隔で)循環モーメントの伝達に使用されます。キーが 2 つあるカップリングの許容荷重は理論的には 2 倍であるはずですが、実際には、製造の精度が低いためにそれよりも低くなります。実際のところ、キーが 2 つの場合の許容荷重は、1 つの場合の 1.5 倍になると考えられます。 |
[必要な安全性] | 入力情報の精度と信頼度、カップリングの重要性、製造品質、計算の精度に関して、1.5 ~ 3 の範囲で選択します。 |
| 安全性の選択における値の説明は、次のとおりです。 |
| - 1.3 から 1.5 - 非常に正確な入力情報、材料の特性に関する完全な知識、高品質、製造技術の厳密な遵守。重要ではないカップリングであるため、損傷によって重大な結果は発生しません。
- 1.5 から 1.8: 実験的検証を行っていない正確さに欠ける計算、製造技術における精度の低さ、重要度の低いカップリング
- 1.8 から 2.5: 正確さに欠ける計算、材料プロパティの概算での決定、外部荷重の実際の影響に関する正確さに欠ける知識。これにより、軸径が大きくなったり、重要度の高いカップリングになったり、損傷によって人命にかかわる危険または材料の大きな損失をもたらす可能性があります。
注: 腐食環境や高温で作用するカップリングの場合には、最も高い安全性のレベルを使用します。
|
[結果]
計算値とキーの強度チェックを表示します。[計算]をクリックすると、値が計算されます。結果の値の単位は変更可能です。変更対象に指定する値をダブルクリックします。 [結果]ペインに次の出力パラメータが表示されます。 - 結果
- [最小軸径(d min)
- [最小長さ(l min)
- 作動上の長さ(l f)
- キーの変形
- 軸のキーの溝の変形
- ハブのキーの溝の変形
|
[メッセージの要約]領域
計算に関するレポートが表示されます。タブの下部に[メッセージの要約]領域を開くには、ウィンドウの下部にある二重線をダブルクリックするか、ウィンドウの下部にある山形のマークをクリックします。計算に関するレポートが表示されます。 |
[デザイン]タブ
荷重の状態
ツールバー コマンド