AnyCAD for Inventor の概要
Inventor AnyCAD では、現在使用しているバージョンよりも 1 年新しいパーツまたはアセンブリ ファイルを参照することができます。
重要: 現在使用しているバージョンより 1 年新しいファイル内で参照するには、最新の更新プログラムをインストールする必要があります。更新プログラムは、Autodesk デスクトップ アプリまたは
https://manage.autodesk.com からダウンロードできます。サポートされなくなった旧バージョンの Inventor の更新プログラムは、今後は提供されません。
基本
- ファイルは、新しいバージョンの Inventor ファイルに関連付けられています。[開く]、[配置]、または[派生]コマンドを使用して、新しいファイルへの参照を作成します。
- 新しいパーツまたはアセンブリを変更すると、フィーチャ ブラウザでファイルが更新用にマーク
されます。更新を実行すると、修正後の新しいファイルがロードされ、変更が反映されます。
- 今後、パーツ ファイルまたはアセンブリ ファイルを更新して新しいモデルへの変更を反映させることを望まない場合は、古いバージョンのファイルと新しいバージョンのファイルとの間のリンクを省略するか解除することができます。
- 同じバージョンの Inventor であればどれでも、ファイルを保存して再び開くことができます。
- 新しいファイルは、ソリッド ボディおよびサーフェス ボディとしてインポートされます。新しいファイルの iProperty、デザイン ビュー、ポジション リプレゼンテーションの設定が保持されます。その他のすべての Inventor のフィーチャ、ジオメトリ、および属性は除外されます。たとえば以下のものがあります。
- モデリング機能
- [パラメータ]
- メッシュ ボディ
- 2D および 3D スケッチ
- DWG アンダーレイ
- 作業フィーチャ
- iMate
- MBD オブジェクト
- アセンブリ関係
- シート メタルの設定、溶接の情報、グラフィックス設定などの Inventor のファイル属性
マイグレーション
新しいバージョンの Inventor でファイルを開いて保存すると(またはタスク スケジューラを使用して新しいバージョンへの参照が含まれているファイルを移行すると)、次のようになります。
- 新しいバージョンの参照が Inventor の標準の[配置]および[派生]の関係になります。
- 下位フィーチャは保持されます。
ワークフロー
ファイルの種類と、新しいファイルを開く方法に応じて、ワークフローとオプションが次の表のように決まります。