Autodesk Vault Office は、CAD 以外のユーザを対象に Vault の基本機能を提供する有償の独立した製品です。Autodesk Vault Office では、Vault モバイル アプリとアドインを使用して、1 つのドキュメントをチェックインおよびチェックアウトできるため、Word ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションなどの Office データをすべて管理することができます。
Autodesk Vault Office を使用すると、すべてのファイルを編成して一元管理できるため、ファイルへのアクセスが容易になります。ファイルのすべてのバージョンが保管されるため、過去のバージョンをなくしたり、置き換えたりしてしまうことはありません。さらに、ファイルの各バージョンとともにファイル間の従属関係も保管されるため、動的なプロジェクトに基づいて作業を進めることができます。また、ユーザ名、日付、コメントといったファイル プロパティも保管されるので、検索や取得をすばやく実行できます。
Autodesk Vault Office をインストールすると、Office アプリケーションに新たなリボン タブとメニュー アイテムが追加されます。
コマンド/機能 | 簡単な説明</b |
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スタンドアロン バージョンの Autodesk Vault Client を起動します。 | |
Vault にログインします。 | |
Vault からログアウトします。 | |
Vault に保存されているファイルを開きます。 | |
Vault ファイル用のローカル作業フォルダを開きます。 | |
選択したファイルを Vault のプロパティで更新します。 | |
初めての場合はファイルを登録します。そうでない場合は、ファイルを Vault に書き戻します(チェックイン)。 | |
ファイルを Vault からチェックアウトします。 | |
ファイルのチェックアウトを元に戻します。 | |
[Vault オプション]ダイアログを開きます。このダイアログで、Vault Add-in のユーザ独自の設定を行うことができます。 | |
ファイルのプロパティを Vault のプロパティで更新します。 | |
Vault からファイルの特定のリビジョンを取得します。 |