データ カードによるプロパティの編集

フル データ カードおよびカード デッキでのファイル プロパティの編集について説明します。

データ カードによる変更は、データ カードが編集モードの場合のみ可能です。編集ボタンをクリックして、プロパティ値の変更を始めます。

変更を加える前にファイルをチェックアウトする必要があります。カード デッキ内のいずれかのファイルがチェックアウトされていない場合や、データ カードが編集できない場合には、ファイルのチェックアウトを求めるメッセージ、またはカード デッキから無効なカードを削除することを求めるメッセージが表示されます。プロパティを編集したら、[保存]をクリックして変更を確定します。ファイル名の横に表示されるアスタリスク(*)は、データ カードが変更されたことを示します。

変更を無期限で保存するために、修正したファイルは Vault に再度チェックインする必要があります。修正したファイルをチェックアウトしている間に、カード デッキを閉じようとしたり、データ カード ビューを変更しようとすると、続行する前にファイルをチェックインするか、変更内容の破棄を求められます。

編集を追跡する

編集内容は、すぐに恒久的に保存されないため、修正したファイルを Vault へチェックインする前に、追跡したり確認することができます。プロパティを修正すると、データ カードの横にアスタリスク(*)が表示されます。カード デッキを使用している場合には、ホーム カードのデータの一覧で、ファイル名の横にも表示されます。

さらに、修正したプロパティ値のフォントも変更されます。

文字

意味

編集

標準フォント

元の値と同じ(変更なし)

値は、元の値と同じか、ファイルを再度チェックインする前にリセットされています。

標準フォントで背景がグレー

読み込み専用

編集モードでもファイルは変更できません。

取り消し文字フォント

削除された値

元の値は削除されています。ファイルを Vault に再度チェックインすると、この値は空欄になります。

青色のフォント

編集済みの値

元の値は変更されましたが、ファイルは Vault にチェックインされておらず、変更は確定していません。

変更を元に戻す

編集作業の間、現在の変更内容が確定されていなければ、1 つのプロパティの変更を取り消したり、すべての変更を取り消したりすることができます。

データ カードを右クリックして、右クリック メニューを表示します。[元に戻す]を選択して、選択したプロパティを元の値にリセットします。[すべてを元に戻す]を選択して、すべてのプロパティを元の値にリセットします。

コンプライアンス

コンプライアンスは、プロパティ管理における主要な要素です。プロパティが非対応の場合、赤い感嘆符のアイコンがデータ カードの値フィールド内に挿入されます。ホーム カードで、ファイル名の横にこのアイコンが表示されると、ファイルのいずれかのプロパティが非対応であることを示しています。

マウスのカーソルをアイコンの上に重ねると、そのプロパティが対応していない理由を説明するツールチップが表示されます。データ カードによってはプロパティが複数のタブに分かれているものがあり、その場合は、アイコンがタブ上にも表示され、データ カードに表示されない非対応のプロパティが存在することが示されます。

プロパティの編集は、一度に 1 つのデータ カードまたは複数のデータ カードに対して行うことができます。

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