データ カードの概要

データ カードを使用して、関連する Vault の詳細を表示したり、ファイル プロパティを管理します。

データ カード機能によって、ファイル(または複数のファイル)に割り当てられたメタデータの有用な概要情報を 1 箇所からのアクセスで参照できます。データ カードにより、Inventor アプリケーションを終了することなく、ファイルの Vault の状態に関する確認、ファイルのサムネイルの表示、プロパティ情報の表示と修正を行うことができます。

CAD キャンバスや、モデル ブラウザ、Vault ブラウザでパーツを選択するたびに、パーツがキャンバス上と一覧内で強調表示され、データ カードがそのパーツに関連する情報で自動的に更新されます。

同様に、データ カードがカード デッキで選択されている場合は、パーツが CAD キャンバス上と、モデル ブラウザまたは Vault ブラウザの一覧で選択されます。

カード デッキ

データ カードは、個別のカードとして表示するか、複数のファイルをすばやく参照するために、カード デッキ内でまとめて表示することができます。また、データ カードにはフィンガーチップ ビューとフル データ カード ビューの 2 種類のビューがあります。

データ カードの管理

データ カードのレイアウトは、管理者によって設定できます。データ カードで使用するページ数や、表示するプロパティを指定することで、管理環境をカスタマイズできます。[データ カードを設定]ダイアログは、Autodesk Vault Client の[Vault 設定]ダイアログにある[動作]タブからアクセスできます。

データ カードへのアクセス

データ カード機能は、Vault のリボンから[データ カード]を選択することで簡単にオン/オフを切り替えることができます。

データ カードの有効化

データ カード機能は、必要に応じてオンまたはオフに切り替えることができます。

• Autodesk Vault リボンの[データ カード]ボタンをクリックします。選択したファイルのデータ カードがフィンガーチップ ビューで表示されます。