シナリオを使用すると、分岐したネットワークを個別に作成することなく、ネットワークのバリエーションを同時にモデル化できます。
さまざまなパラメータ(配管のサイズや管の材質など)がシミュレーションに及ぼす影響を調査する場合には、シナリオが非常に便利なツールになります。
シナリオはベース ネットワークから派生するため、モデル グループ ウィンドウには個別のエンティティとして表示されません。しかし、ベース ネットワーク内に保存されるため、ベース ネットワークを開き、[シナリオ]ツールバーから閲覧するシナリオを選択すると表示されます。
ベース ネットワークに加えられた変更は、シナリオにコピーされます。
ベース ネットワークには存在するが現在のシナリオには存在しないネットワーク オブジェクトは、シナリオのジオプラン ウィンドウに薄いグレーで表示されます。このような「オブジェクト ゴースト」の表示は、[ジオプラン プロパティ]ダイアログの[表示]ページからオンまたはオフにできます。
InfoWorks WS Pro の[シナリオ]ツールバーには、ユーザーが次の操作を実行できる機能が含まれています。
シナリオは、ほとんどの InfoWorks WS Pro オブジェクトとは異なる構造であるため、次の点を強調することが重要です。
以下の例では、シナリオ 1 とシナリオ 2 という 2 つのシナリオがベースから生成されています。シナリオ 1 とシナリオ 2 は互いに独立しています。ただし、ベースに加えられた変更は、両方のシナリオに重ねて表示されます。
シナリオの構造
シナリオ 1_A とシナリオ 1_B はシナリオ 1 の複製であり、シナリオ 1 をコピーして取得されました。シナリオ 1_A とシナリオ 1_B は互いに独立しています。シナリオ 1_A に変更を加えても、シナリオ 1_B には影響はありません。その逆の場合も同様です。同様に、シナリオ 1 を編集または削除しても、シナリオ 1_A とシナリオ 1_B には影響しません。このため、シナリオの構造は、右側の画像(赤いバツ)の方ではなく、左側の画像(緑のチェックマーク)の方で表すことができます。
シナリオの作成、名前変更、編集、比較、削除といった操作方法の詳細については、「シナリオを使用する」を参照してください。