カテゴリ管理

リリース別の機能対応状況

この機能は、Autodesk Vault の特定のエディションで使用できます。ご使用のエディションがこの機能に対応しているかどうかについては、下の表を参照してください。 

	2012	2013	2014
Autodesk Vault Basic
Autodesk Vault Workgroup
Autodesk Vault Collaboration
Autodesk Vault Professional

許可

この機能に対して許可を有するロール 

カテゴリを作成および管理する

[Vault 設定]ダイアログ ボックスの[動作]タブには、カテゴリ管理オプションがあります。カテゴリ、カテゴリの動作、割り当てルールを作成したり、定義することができます。

このアクションを使用するには、管理者である必要があります。

カテゴリを表示する

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [ カテゴリ]の順に選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスのタイトルのすぐ下にあるドロップダウン リストから、ファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかを選択します。
4. ツールバーの下にある最初のテーブルに、カテゴリが一覧で表示されます。グリッドから表示するカテゴリを選択します。
5. [動作]フィールドで、表示するカテゴリの詳細内容に関するタブを選択します。[ライフサイクル](ファイルおよびカスタム オブジェクトのみ)、[リビジョン]、および[プロパティ]タブが使用できます。

新しいカテゴリを作成する

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作] タブ [カテゴリ]を選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. [新規作成]をクリックして、[カテゴリ編集]ダイアログ ボックスを開きます。
5. [名前]フィールドに、カテゴリ名を入力します。
6. [カラー]一覧から色を選択し、記号をカテゴリに割り当てます。
7. 必要に応じて、[使用可能]チェック ボックスをオンまたはオフにします。チェック ボックスがオンになっている場合、ユーザはそのカテゴリを使用できます。ユーザがカテゴリを使用できないようにするには、チェック ボックスをオフにします。
8. [説明]ボックスに、カテゴリの説明を入力します。
9. [OK]をクリックします。指定した設定で新しいカテゴリが作成され、[カテゴリを設定]ダイアログ ボックスの[カテゴリ名]一覧に表示されます。

カテゴリをコピーする

[カテゴリを設定]ダイアログでコピーを選択し、カテゴリーのクローンを作成できます。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [ カテゴリ]を選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスの[カテゴリ名]領域で、コピーするカテゴリを選択し、[コピー]をクリックします。
5. [カテゴリ編集]ダイアログ ボックスの各フィールドには、コピー元のカテゴリの設定内容が入力されています。必要に応じた編集を行い、[OK]をクリックして、コピーされた設定内容で新しいカテゴリを作成します。

カテゴリを編集する

[カテゴリ編集]ダイアログ ボックスで、名前、カラー、説明、およびその他のカテゴリ詳細を修正します。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [カテゴリ]を選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. カテゴリを選択して、[編集]をクリックします。
5. [カテゴリ編集]ダイアログ ボックスで、次に示す任意のフィールドを編集します。
   • [名前]ボックスに、カテゴリ名を入力します。
   • [カラー]一覧から、カテゴリを色分けするための記号の色を選択します。
   • [使用可能]チェック ボックスをオンまたはオフにします。チェック ボックスがオンになっている場合、ユーザはそのカテゴリを使用できます。ユーザがカテゴリを使用できないようにするには、チェック ボックスをオフにします。
   • [説明]ボックスに、カテゴリの説明を入力します。
6. [OK]をクリックし、新しい設定をカテゴリに適用します。

カテゴリを削除する

1 つまたは複数のオブジェクトが割り当てられているカテゴリは削除できません。使用中のカテゴリを削除しようとすると、エラー メッセージが表示されます。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ > [ カテゴリ]を選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. 削除するカテゴリを選択し、[削除]をクリックします。
5. 確認メッセージで[はい]をクリックすると、カテゴリが削除されます。

カテゴリを割り当てる

Vault に既定のカテゴリを割り当てる

Vault には既定のカテゴリを割り当てることができます。これにより、別のカテゴリを指定しない場合、新しいファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトおよびアイテムは既定のカテゴリに割り当てられます。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [ カテゴリ]を選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. 一覧からカテゴリを選択し、[既定を設定]これで、Vault に追加された新しいファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムには、既定のカテゴリが割り当てられます。

リビジョン スキーマをカテゴリに割り当てる

リビジョン スキーマはカテゴリに割り当てられ、その後で、カテゴリに割り当てられているファイルおよびアイテムに適用されます。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブを選択し、[カテゴリ]をクリックします。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイルまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. [カテゴリ名]一覧からカテゴリを選択し、[動作]フィールドの[リビジョン]タブをクリックして、[割り当て]をクリックします。[リビジョン スキーマの追加]ダイアログ ボックスに、選択したカテゴリの情報が表示されます。
5. 次のいずれかを実行します。
   • リビジョン スキーマをカテゴリに追加します。これを行うには、[すべてのリビジョン スキーマ]一覧からリビジョン スキーマを選択し、[追加]をクリックします。
   • リビジョン スキーマをカテゴリから削除します。これを行うには、[割り当てられたリビジョン スキーマ]一覧からリビジョン スキーマを選択し、[削除]をクリックします。
6. [OK]をクリックすると、[カテゴリを設定]ダイアログ ボックスが表示されます。

カテゴリに既定のリビジョン スキーマを割り当てる

カテゴリに既定のリビジョン スキーマを割り当てることができます。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [ カテゴリ]を選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイルまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. 一覧からカテゴリを選択し、[リビジョン]タブ [割り当て]の順にクリックします。
   • [カテゴリを割り当て]ダイアログ ボックスで、次のいずれかを実行します。
   • [割り当てられたリビジョン スキーマ]一覧から既定のリビジョン スキーマを割り当てるには、リビジョン スキーマを選択し、[既定]をクリックします。
   • [すべてのリビジョン スキーマ]一覧から既定のリビジョン スキーマを割り当てるには、左側の[すべてのリビジョン スキーマ]一覧から右側の[割り当てられたリビジョン スキーマ]一覧にリビジョン スキーマをドラッグし、[既定]をクリックします。
5. [OK]をクリックすると、[カテゴリを設定]ダイアログ ボックスが更新されます。

プロパティをカテゴリに割り当てる

ユーザ定義プロパティ(UDP)はカテゴリに割り当てられます。その後で、カテゴリに割り当てられているファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトおよびアイテムにそのプロパティが適用されます。[カテゴリを設定]ダイアログ ボックスでカテゴリを選択すると、[動作]グループの[プロパティ]タブに、選択したカテゴリのプロパティが表示されます。[プロパティ]タブで[割り当て]をクリックし、[カテゴリを割り当て]ダイアログ ボックスを表示して、選択したカテゴリにプロパティを割り当てます。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [カテゴリ]を選択します。
3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、ファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトまたはアイテムのカテゴリを設定するかどうかをドロップダウン リストから選択します。
4. [カテゴリ名]一覧からカテゴリを選択し、[プロパティ]タブ [割り当て]の順にクリックします。
5. 次のいずれかを実行します。
   • プロパティをカテゴリに追加します。これを行うには、[使用可能なプロパティ定義]一覧からプロパティを選択し、[追加]をクリックします。
   • プロパティをカテゴリから削除します。これを行うには、[割り当てられたプロパティ定義]一覧からプロパティを選択し、[削除]をクリックします。
6. [OK]をクリックすると、[カテゴリを設定]ダイアログ ボックスが更新されます。

カテゴリに既定のライフサイクル定義を割り当てる

カテゴリに既定のライフサイクル定義を割り当てます。これにより、特定のライフサイクル定義が指定されていないカテゴリに割り当てられているファイル、フォルダ、カスタム オブジェクトには、既定のライフサイクル定義のプロパティが適用されるようになります。

1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。

2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [カテゴリ]の順に選択します。

3. [カテゴリを設定]ダイアログ ボックスで、一覧からカテゴリを選択し、[ライフサイクル]タブ [割り当て]の順にクリックします。

4. [カテゴリを割り当て]ダイアログ ボックスで、次のいずれかを実行します。

   • [割り当てられたライフサイクル定義]一覧から、既定のライフサイクル定義を割り当てます。カテゴリを選択し、[既定]をクリックします。

   • [すべてのライフサイクル定義]一覧から、既定のライフサイクル定義を割り当てます。左側の[すべてのライフサイクル定義]一覧から右側の[割り当てられたライフサイクル定義]一覧にライフサイクルをドラッグし、[既定]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。[カテゴリを設定]ダイアログ ボックスが更新されます。