コンテンツをデバイスおよびユーザ コレクションに配置する

アプリケーションまたはパッケージ モデル配置を配布する

これらの手順は、Configuration Manager (SCCM) 2012 に対応しています。詳細については、「Configuration Manager でのパッケージとプログラムの展開方法」を参照してください。

アプリケーション モデルに基づいて配置パッケージを配布する

アプリケーション モデルを使用して、配置をデバイスコレクションおよびユーザコレクションに配布します。

  1. 配置するアプリケーションを選択します。
    \Software Library\Overview\Application Management\Applications\
  2. 上部のナビゲーション バーで[Deploy]をクリックして、Configuration Manager の配布プロセスを開始します。
  3. 使用するコレクションを選択します:
    • クライアント マシンにサイン インしたユーザ コレクション
    • 選択したデバイス コレクションのオンライン デバイス
  4. まだ配布していない場合は、アプリケーションを配布するポイントを選択します。
  5. アプリケーションをユーザがインストールできるようにするか、クライアントに自動的にプッシュしてインストールするかを選択します。
    • 使用可能。製品をインストールする前にユーザが管理者の承認を得ることを要求できます。管理者がインストールを承認する必要がある場合は、ソフトウェア センターに通知が表示されます。
    • 必須。 [ユーザのプライマリ デバイスにソフトウェアを事前に展開する]を選択すると、アプリケーションはユーザのプライマリ デバイスとして設定されているクライアントにインストールされます。
  6. (省略可能) アプリケーションを利用可能にする日時を選択します。
  7. Configuration Manager がクライアントに表示するメッセージを指定します。
  8. 製品のインストールが完了または失敗したときに、System Center Operations Manager に通知するかどうかを決定します。
  9. [概要]ページを確認してから、配置をコミットします。
  10. [次へ]をクリックして配置します。

パッケージ モデルに基づいて配置を配布する

パッケージ モデルに基づく配置では、コンテンツをユーザに配布するのではなく、デバイスに配布します。

  1. ソフトウェア センターでパッケージを選択し、配置ウィザードを開始したら、ドロップダウン メニューで[デバイス コレクション]を選択します。
  2. 配置するデバイス コレクションを選択します。対象のクライアント マシン用に作成したデバイス コレクションに配置することを確認してください。
  3. 配置の目的設定を選択します。
    • 使用可能。このオプションは、ユーザが製品を Configuration Manager からインストールできるようにする場合に選択します。このオプションを選択すると、デバイス コレクション内のクライアントがパッケージを使用できるようになります。ただし、ユーザがインストールすることを選択する必要があります。
    • 必須。 デバイス コレクション内のすべてのデバイスに製品をプッシュしてインストールする必要がある場合は、このオプションを選択します。
    期限が切れた後にクライアントをウェイク アップしてインストールを続行する場合は、次のオプションを検討してください。
    • ウェイクアップ パケットを送信。このオプションを選択すると、クライアントを起動し(オフの場合)、パッケージをクライアントにインストールします。
      注: クライアント マシンをこのオプション用に環境設定する必要があります。
    • インストールの期限切れ後に、従量制課金接続のクライアントがコンテンツをダウンロードできるようにする。低速ネットワーク上のクライアントが、期限が切れてもインストールを続行できるようにします。
      注: このオプションを選択すると、追加費用が発生する可能性があります。
  4. [スケジュール]オプションを選択します。これらのオプションは、前の手順で[使用可能]と[必須]のどちらを選択したかによって異なります。
    • [使用可能]を選択した場合: ユーザがパッケージをクライアントにインストールできる日時を指定します。パッケージの使用期限を設定するかどうかと、期限の日時も指定します。これらのオプションは必須ではありません。
    • [必須]を選択した場合: 割り当てスケジュールを作成します。最も素早いオプションは、[新規]を選択して、できるだけ早く配置することを選択します。
    インストーラがいつ再実行されるかを指定するには、[再実行]オプションを選択します。
    • 配置されたプログラムを再実行しない。プログラムは、どのような状況でも特定のクライアントで再実行されることはありません。
    • プログラムを常に再実行する。クライアントを削除してコレクションに再び追加するなど、前回の実行ステータスを無視するようにクライアントに指示します。
    • 前回の試行に失敗した場合は再実行する。リターン コードによって再実行が決定されます。
    • 前回の試行に成功した場合は再実行する。プログラムは、同じクライアントで前回正常に実行された場合にのみ再実行されます。この設定は、更新を繰り返し行う場合に便利です。更新を行う場合は、新しい Update をインストールする前に、以前の Update をインストールする必要があります。
  5. [ユーザ エクスペリエンス]オプションを選択します。これらのオプションは、メンテナンス期間以外に製品を配置する場合にのみ選択します。スケジュールは配置に影響しません。
    • ソフトウェアのインストール
    • システムの再起動
  6. [配布ポイント]配置オプションを選択します。
    • 配布ポイントからコンテンツをダウンロードしてローカルで実行する。このオプションを選択すると、コンテンツ ファイルは既定で C:¥Windows¥ccmcache¥ にダウンロードされますが、場所を変更することができます。
      注: コンテンツをダウンロードしてローカルで実行するには、クライアント キャッシュに十分な空き容量があることを確認する必要があります。(キャッシュ サイズを確認するには、[コントロール パネル] > [Configuration Manager] > [キャッシュ]に移動します)。ログに記録されたキャッシュ制限に関するエラーを確認するには、C:¥Windows¥CCM¥Logs¥ フォルダの CAS.log に移動します。また、コンテンツをローカルにダウンロードして展開するには、十分な空きストレージ容量が必要です。
    • 配布ポイントからプログラムを実行する。このオプションを選択すると、インストーラはローカル キャッシュからダウンロードおよび実行されるのではなく、配布ポイントからリモートで実行されます。キャッシュ サイズを設定する必要はありませんが、十分な空きストレージ容量があることを確認する必要があります。
      警告: この「ローカルで実行」設定は推奨されず、アプリケーション モードおよびとハイブリッド モードの配置では機能しません。
  7. [概要]ページを確認して、配置の選択を確認します。戻って設定を編集することができます。
  8. 配置が完了し、[完了]ページが表示されます。これで、選択したデバイス コレクションにパッケージが配置されます。