トラブルシューティング ツールは、同期されていないファイルを特定し、ローカル デスクトップとクラウド間の同期の問題を解決するのに役立ちます。このツールは、Desktop Connector v16.7.1.2164 以降のバージョンで使用可能で、Autodesk Docs のみに対応しています。
次のような場合は、このツールを使用してください:
Desktop Connector のホーム画面からトラブルシューティング ツールにアクセスします。
スキャンするプロジェクトを選択します。
スキャンが完了するのを待ちます。その後、同期されていないファイルが一覧表示されます。
次の 2 つのタブを確認します。
同期されていない変更: ローカルで行われた、まだクラウドに同期されていない変更
同期されていないクラウドの更新: クラウド上で行われた、まだデスクトップに反映されていない変更
問題を確認したら、[同期されていない変更]に戻り、 [すべて修正] をクリックして、一覧表示された問題を解決します。
修正プロセスが開始されたことを通知するダイアログが表示されます。ダイアログは 10 秒後に自動的に閉じます。進行状況を確認し、ホーム画面に表示されるプロンプトに従います。
ツールの実行中に選択したプロジェクト内で何らかの操作が行われると、トラブルシューティングのスキャンは停止します。
[操作]列には、まだ実行されていない操作のタイプが一覧表示されます。このタブで [すべて修正] を選択すると、一覧表示されたすべてのファイルに対応するジョブが生成されます。現在、ファイルを詳細に選択することはできません。トラブルシューティング ツールでは、次の操作が表示されることがあります。
一部のワークフローでは、追加の手順が必要です。[問題の詳細] 列では「対応が必要」と表示され、これらの問題が強調されます。
プロジェクト間の直接転送は許可されていません。
Desktop Connector が非アクティブであり、移動対象のファイルのステータスが Available when online
の場合は、プロジェクト間でファイルを移動することができます。Desktop Connector がアクティブな場合、この操作はブロックされます。
推奨: ソース プロジェクトからファイルをコピーして、転送先のプロジェクトに貼り付けます。
ファイルが移動されると、元のプロジェクトでは削除と認識され、新しいプロジェクトでは追加と認識されます。ただし、Desktop Connector は元のプロジェクトを認識できないため、新しいプロジェクトにアップロードするファイルをダウンロードできません。
この問題を解決するには、ファイルの作成元であるプロジェクトを特定し、そのプロジェクトにトラブルシューティング ツールを適用する必要があります。ファイルの移動は元のプロジェクトでは削除として表示されるため、そのように報告されます。
この時点で、ユーザは Fix All
を選択する必要があります。この操作により削除ジョブが開始され、削除の確認プロンプトが表示されます。ファイルの内容が失われないようにするには、Restore
オプションを選択する必要があります。
これらの手順が完了したら、ユーザは元のプロジェクトからファイルをコピーし、ターゲット プロジェクトに貼り付けることができます。プロンプトが表示されたら、ターゲット プロジェクトでまだ完全にダウンロードされていない(ハイドレートされていない)ファイルを上書きすることを選択できます。
Desktop Connector がオフラインの間にファイルやフォルダをループ状に名前変更した場合は、次の操作を実行します。
1 つの項目を一時的な名前に変更します(例: A
を A_temp
に変更)。ファイル名を変更する場合、ファイルの拡張子は同じでなければなりません。
その他の名前変更を完成させます(例: B
を A
に変更)。
一時的に変更した項目を最終的な名前に変更します(例: A_temp
を B
に変更)。
トラブルシューティングを実行または更新し、 [すべて修正] を選択します。
ジョブの完了を待ってから、必要に応じて temp
ファイルを名前変更します。
[すべて修正]を既に選択していて、ジョブが失敗した場合: 最初に失敗した項目を一時的な名前に変更し、他のジョブが完了するのを待ってから元の名前に戻してください。
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