2D ポケット ツールパスを生成する

  1. [製造]作業スペースのツールバーで、[ミル] > [2D] > **[2D ポケット]**をクリックします。

    **[2D ポケット]**ダイアログが開きます。

  2. **[工具]タブで、[選択]をクリックして工具を選択します。使用する工具を作成していない場合は、ダイアログの左側のパネルにある[Fusion ライブラリ]で、[サンプル工具]**ライブラリから工具を選択します。

    ヒント: ブルノーズ エンド ミルおよびフラット エンド ミルは、2D ポケットなどのツールパスを使用して材料を除去する場合に最適です。

    工具を選択

  3. **[ジオメトリ]タブで、[ポケット選択]**がアクティブな状態で、加工領域としてソリッド面、エッジ、またはスケッチを選択します。

    ヒント: **[ポケット選択]**ボックスの上にマウス カーソルを合わせると、詳細が表示されます。

    エッジまたはスケッチを選択した場合は、赤い輪郭矢印が正しい方向を指していることを確認します。内側のポケットの場合、輪郭矢印は反時計回りを指している必要があります。ボスの場合、輪郭矢印は時計回りを指している必要があります。必要に応じて、輪郭矢印をクリックして方向を反転します。

    内側のポケットに対して反時計回りを指す赤い輪郭矢印

  4. **[パス]タブで、[最大切削ピッチ]**を設定します。

    ヒント: 切削ピッチの推奨事項については、工具の製造元にお問い合わせください。通常、この値は、セットアップの材料タイプ、工具サイズ、剛性に応じて、工具直径の 10 ~ 40% になります。
  5. 省略可能な手順:

    • 複数の深さで加工するには、**[複数深さ]グループを有効にして、[最大粗取り切込みピッチ]**を指定します。

    • シャープ コーナーに工具がかみ合わないようにするには、**[最小切削半径]**を大きくします。

    • スムーズなマシン動作を実現する連続したスパイラル ツールパスを作成するには、**[モーフィング スパイラルを使用]**を有効にします。

    • NC プログラムのサイズを小さくするには、**[円滑化]**を有効にします。

    • 最終的な Z 深さを調整するには、**[高さ]タブに移動し、[ボトム高さ]をオフセットします。既定の最終深さは、[選択された輪郭]**です。

  6. **[OK]**をクリックします。

    ツールパスが生成されます。

    2D ポケットの生成されたツールパス