ポスト プロセッサのカスタマイズ

カスタムのローカルまたはクラウド ライブラリ フォルダにコピーしたポスト プロセッサは、編集することができます。ポスト プロセッサを独自に変更することができます。ただしその前に、考慮すべきことがいくつかあります。

お客様と同様の変更要求が既にオートデスクに届いている可能性があります。ほとんどのポスト プロセッサには、マシン機能を追加または無効にするスイッチがあります。ポストを修正する前に、CNC 出力を変更する機能のスイッチを確認する必要があります。

ポスト プロセッサをカスタマイズするためのリソース

ポスト ライブラリに提供されている標準ポスト プロセッサがどれも要件に合わない場合は、ポスト プロセッサを編集するか、認定販売パートナーに問い合わせてカスタマイズを依頼することができます。

ポスト プロセッサ言語

ポスト プロセッサは、JavaScript プログラミング言語に基づいているため、非常に柔軟かつ高速です。JavaScript と、まったく異なるプログラミング言語である Java を混同しないようにしてください。ポスト プロセッサ言語は、パフォーマンスのために最適化されており、通常は、数秒以内に NC プログラムが生成されます(通常の出力は 6 ~ 7Mb/s を上回ります)。したがって、実際のパフォーマンスは個々のポスト設定に依存します。

独自のポスト プロセッサを記述する

独自のポスト プロセッサを記述することを決める前に、以下の質問を自問してみてください。

独自のポスト プロセッサを記述することを検討するのは良い考えです。しかし実際には、ポスト プロセッサ言語の学習に軽く 50 ~ 200 時間を費やしてしまう可能性があります。ポスト プロセッサを 1 つまたは 2 つだけ作成する必要がある場合は、新しいプログラミング言語を学習する価値があるかどうかを判断する必要があります。ほとんどの場合、自分で費やす時間の価値よりずっと安い値段で、専門家に依頼して自分の代わりに変更を行ってもらうことができます。ただし、取り組むことの意義は我々も理解しています。

独自にカスタマイズしたポスト プロセッサ設定用に、適切な場所に専用フォルダを作成することをお勧めします。これにより、Fusion を新しいバージョンにアップグレードしても、設定が失われることはありません。

ポスト プロセッサをカスタマイズするための前提条件

自分でポスト プロセッサを記述するか、代わりに誰かに記述してもらうかを問わず、以下の事項を理解し、入手しておく必要があります。

重要