ポスト処理 ツールは、製造操作をマシンが認識できる言語に変換します。このアクションは、ポスト処理またはポストと呼ばれます。ポスト処理からの出力は NC ファイルで、通常は G コード形式です。NC ファイルが Fusion からエクスポートされ、マシン コントローラに転送され、マシン上で実行されます。
NC ファイルの例
操作をポスト処理するには、マシンで動作するポスト コンフィグ ファイル *.cps
を選択する必要があります。ポスト コンフィグ ファイルはポスト プロセッサまたはポストとも呼ばれます。
幅広い汎用ポスト プロセッサが Fusion とともにインストールされており、オンライン ポスト ライブラリからより幅広い選択肢をダウンロードすることができます。
汎用ポスト プロセッサがどれもマシンに適していない場合は、ポスト プロセッサを編集して適したポスト プロセッサを作成するか、またはカスタマイズに関してプロバイダに問い合わせることができます。
カスタム ポスト プロセッサは、ご使用のコンピュータにローカルに保存されているポスト プロセッサです。多くの場合、カスタマイズされたポスト プロセッサが保持されている場所になります。既定では、フォルダの場所は C:\Users \<name> \AppData \Roaming \Autodesk \Fusion CAM \Posts
(Windows)です。
インストール済みポスト プロセッサは、Fusion に付属する汎用ポスト プロセッサです。フォルダの場所は Fusion をインストールした場所によって異なりますが、通常は C:\Users \<name> \AppData \Local \Autodesk \webdeploy \production \... \Applications \CAM360 \Data \Posts
(Windows)です。
クラウド ポスト プロセッサは、データ パネルの**[ライブラリ] > [アセット] > [CAMPosts]**に保存されている任意のポスト プロセッサです。ハブのメンバーであれば、クラウド ポスト プロセッサを複数のコンピュータやユーザ間で共有できます。
Fusion [ライブラリ]フォルダ内のポスト プロセッサは、Fusion が更新されるたびに更新されます。Fusion を再起動するたびにポスト プロセッサを確認し、更新するには、**[基本設定] > [一般] > [製造] > [オプションのフィーチャ]で[最新のポスト、マシン、プリント設定を自動的に取得]**チェックボックスをオンにします。