新しいポスト プロセッサをテストする場合、一度にポスト処理および実行するのは 1 つの操作にします。この方法では、コードの問題をより簡単に修正できます。ポスト プロセッサは、Post Processor Benchmark テスト ファイルを使用してテストすることができます。
サンプル プログラムを作成するか、サンプル ツールパスまたはポスト ベンチマーク テスト ファイルを使用して、ポスト プロセッサをテストする必要があります。
主要な機能を示すサンプル プログラムを作成します。ご使用のマシンでのサイクルを実行する最初のパーツは、作成が必要なパーツであってはなりません。通常は、ご使用の CNC コントロールの機能すべてをテストすることにはなりません。
ポスト プロセッサ フォルダには、フライス加工と旋削加工用のテスト ファイルが含まれています。
加工タイプと作業対象の単位に基づいて、適切なサンプル ファイルを選択します。
ご使用のマシンとコントロールの組み合わせに最も一致すると思われるポスト プロセッサを選択し、CNC コードを作成します。
ご使用のマシンでエラーが発生した場合、一度にポスト処理する操作を 1 つにしてデバッグ プロセスを簡素化します。
[CAM のサンプル] > [ポスト プロセッサ]を選択して、Fusion のデータ パネルからベンチマーク テスト ファイルにアクセスします。
ドライ サイクルとは、切削工具を使用せずにプログラムを実行することです。
マシンが停止してエラーが報告された場合、NC コードでの間違いを特定する必要があります。別のポスト プロセッサの使用を試し、新しい NC コードを実行することができます。
コードに問題が見つかった場合は、[NC プログラム]ダイアログの[ポスト プロパティ]を確認して、機能を追加または削除します。ポスト プロセッサがマシンに適していないように思われる場合は、出力に影響するオプションをオンまたはオフにしている可能性があります。プロパティは、ポスト プロセッサによって異なる場合があります。
[NC プログラム]ダイアログ**
引き続きエラーが発生する場合は、次の手順に従います。
マシンのプログラミング マニュアルで、エラーを引き起こした NC コードの関数を確認します。また、[NC プログラム]ダイアログの設定に関する情報とともにプログラムをマシンの会社に送信することもできます。
そのコード行の正しい形式が見つかったら、NC プログラムを変更して再度実行します。プログラムの最後に達するまで、このプロセスを繰り返します。このプロセスが完了すると、ご使用のマシンで機能するプログラムが得られます。
ポスト プロセッサを修正するには、ご使用のマシンで実行されたサンプル プログラムが必要です。