アクティビティ 1: 負荷制御を使用する

このアクティビティでは、3+2 加工セットアップを使用してパーツの方向を設定し、負荷制御加工法を使用して楕円形状フィーチャを作成します。

負荷制御加工の前と後

パーツを加工する前(左)と、負荷制御加工を使用した後(右)。

前提条件

手順

  1. [製造]ツールバーの[ミル]タブで、[3D] > [負荷制御] 負荷制御のアイコン を選択します。

  2. [負荷制御]ダイアログで、工具を[#12 – Ø8 R1 mm bullnose]に設定します。

    1. [負荷制御]ダイアログで、工具タブのアイコン [工具]タブを選択します(まだ選択されていない場合)。

    2. [選択]ボタンをクリックします。

    3. [工具を選択]ダイアログの左側のパネルで、下部までスクロールして[Tutorial Tools (Metric)]を選択します。

    4. 工具のリストで工具[#12 – Ø8 R1 mm (Bull nose end mill)]をクリックします。

      8 mm ブルノーズ工具を選択

      [Tutorial Tools (Metric)]ライブラリを選択してから、特定の工具を選択します。

    5. [選択]をクリックして工具を選択し、[工具を選択]ダイアログを閉じます。

  3. 加工する方向と楕円形状を定義します。

    1. [アダプティブ]ダイアログで、[複合軸]タブ[複合軸]タブを選択します。
    2. [工具方向]ボックスをオンにして、このグループを展開します。
    3. [方向]ドロップダウン メニューから、[Z 軸/平面、X 軸を選択]を選択します。
    4. Z 軸を定義する面を定義するために、[Z 軸]ボタンがアクティブであることを確認し、楕円が含まれている面を選択します。
    5. [X 軸]ボタンがアクティブであることを確認し、選択した面で最も長いエッジを選択します。この選択により X 軸方向が定義されます。
    6. [原点]ドロップダウン メニューから[選択された点]を選択します。
    7. [工具の方向の原点]パラメータの[点]ボタンをクリックします。
    8. 楕円が含まれている台形平面の左下コーナーをクリックして、新しい原点を定義します。

      加工用の平面を定義する

      Z 軸方向を定義する平面(1)、X 軸方向を定義するエッジ(2)、原点を定義するコーナー(3)。
  4. 加工境界として外側の楕円状エッジを選択します。

    1. [加工境界外周][選択]を選択します。

    2. [加工境界]の選択がアクティブであることを確認します。

    3. 外側の楕円状エッジをクリックします。

    4. [工具制限境界]ドロップダウンから[工具中心境界]を選択します。

    5. [負荷制御]ダイアログで[OK]をクリックして、ツールパスの計算を開始します。

      負荷制御加工の前と後

アクティビティ 1 のサマリー

このアクティビティでは、3+2 加工法を使用してパーツの方向を設定し、楕円が含まれている平面がマシンの Z 軸に垂直になるようにしました。次に、負荷制御を使用して楕円状ポケットを粗取りしました。

負荷制御加工の前と後

パーツを加工する前(左)と、負荷制御加工を使用した後(右)。