アクティビティ 11: ツールパスをポスト処理する

この最後のアクティビティでは、すべてのツールパスを再生成してシミュレートします。これにより、ツールパスのエラーを特定して修正することができます。ツールパスに問題がなければ、操作をポスト処理して、工作機械で使用する NC コードを生成します。

タップ サイクルを使用して 4 つの穴に適用されたドリル ツールパス(左)。シミュレーション中のすべてのツールパスを表示(右)

前。タップ サイクルを使用して 4 つの穴に適用されたドリル ツールパスを表示(左)。後。シミュレーション中のすべてのツールパスを表示(右)。

前提条件

手順

  1. セットアップ内のすべてのツールパスを再生成します。

    1. ブラウザで、[Setup1]ノードをクリックします。

    2. [製造]ツールバーの[ミル]タブで、[アクション] > [生成] ツールパス生成アイコン を選択します。

      1 つまたは複数の操作が再生成を必要としないことを示すメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。

  2. ツールパスをシミュレートします。

    1. ブラウザで[Setup1]ノードが選択されている状態で、[製造]ツールバーで[アクション] > [シミュレーション] シミュレーションのアイコン を選択します。

      [シミュレーション]ダイアログが表示され、[シミュレーション]コンテキスト環境が開き、[製造]作業スペースのすべてのタブが置き換えられます。

      シミュレーション プレーヤ

    2. キャンバスの下部にあるシミュレーション プレーヤで、[再生] 再生ボタン をクリックし、定義したツールパスを表示します。

    3. シミュレーションが完了したら、ツールバーで、[シミュレーションを終了] シミュレーションを終了 をクリックします。

  3. HAAS/A-axis を使用してセットアップをポスト処理し、NC コードを表示します。

    NC コード

    1. ブラウザから[Setup1]を選択します。

    2. [製造]ツールバーで、[セットアップ] > [NC プログラムを作成] NC プログラムのアイコン をクリックします。[NC プログラム]ダイアログが開きます。

      ヒント: ブラウザで[Setup1]ノードを右クリックして[NC プログラムを作成]を選択することもできます。
    3. [マシンとポスト]グループの[ポスト]ドロップダウン リストから、[ライブラリから選択]を選択し、ポスト プロセッサを選択します。

    4. [フィルタ] > [性能][ミル]に設定し、[ベンダー]プルダウンを[Haas Automation]に設定します。

    5. [HAAS - A-axis (pre-NGC)]ポスト プロセッサを選択し、[ローカル]フォルダにドラッグして[選択]を押します。

      注: ポストをダウンロードして[ローカル]フォルダに移動した後は、この操作を再度行う必要はありません。
    6. [プログラム]グループで、プログラムの既定の[名前/番号]を受け入れるか、別の値を指定します。

    7. NC コード ファイルの既定の[出力フォルダ]を受け入れるか、別のフォルダを選択します。

      注: [エディタで NC ファイルを開く]が選択されている場合、ポスト処理される NC コード ファイルは既定の NC エディタで開きます。
    8. ファイルをポスト処理するには、[ポスト]をクリックします。エディタが開き、選択したマシンの NC コードが表示されます。

      ヒント: ブラウザで操作を右クリックして[NC プログラムを作成]を選択することにより、個別の操作をポスト処理することもできます。

アクティビティ #11 のサマリー

このアクティビティでは、すべてのツールパスを再生成してシミュレートしました。その後、ツールパスをポスト処理して、工作機械で使用する NC コードを生成しました。

タップ サイクルを使用して 4 つの穴に適用されたドリル ツールパス(左)。シミュレーション中のすべてのツールパスを表示(右)

前。タップ サイクルを使用して 4 つの穴に適用されたドリル ツールパスを表示(左)。後。シミュレーション中のすべてのツールパスを表示(右)。