アクティビティ 9: ペンシル ミルを使用してフィレットを加工する

このアクティビティでは、ペンシル加工法を使用します。6 mm ボールミルはツールパスの仕上げに使用されますが、ベースとボスの間のフィレットの半径は 4 mm です。フィレットの加工には、平行なペンシル パスを使用します。

前と後

平坦部加工が適用されたパーツ(左)。フィレットにペンシル ミルを使用した後のパーツ(右)。

前提条件

手順

  1. [ペンシル]ダイアログで、[21 - Ø6 mm ball tool]を選択します。

    1. [製造]ツールバーの[ミル]タブで、[3D] > [ペンシル] ペンシルのアイコン を選択します。
    2. [工具]タブ 工具タブのアイコン で、[選択]をクリックして工具ライブラリにアクセスします。
    3. [Tutorial4]ライブラリから、[21 - Ø6 mm ball tool]を選択します。
    4. [選択]をクリックして[工具を選択]ダイアログを閉じます。
  2. 加工パスを指定します。

    1. [パス]タブ パス タブのアイコン をクリックします。

    2. [余肉]を 1.2 mm に設定します。注: [余肉]パラメータは、指定された工具が存在しないペンシル パスを生成するために使用されます。ここでは工具半径 3 mm はフィレット半径の 4 mm よりも小さくなります。[余肉]を 1.2 mm に設定すると、より大きい工具半径のペンシル パスが生成され、より小さい工具をフィレットにガイドするために使用されます。

    3. [切削ピッチ]を 0.03 mm に設定します。

    4. [切削ピッチ回数]を 5 に設定します。

    5. [仕上げ代]チェックボックスをオンにします。

    6. [径方向の仕上げ代]を 0.05 mm に設定します。

    7. [軸方向の仕上げ代]を 0.05 mm に設定します。この値は自動的に更新されます。

    8. [OK]をクリックすると、ツールパスの計算が自動的に開始されます。キャンバスにプレビューが表示されます。

      計算されたツールパス

アクティビティ 9 のサマリー

このアクティビティでは、ペンシル加工法を使用してパーツのフィレットを加工しました。