アクティビティ 7: 仕上げ操作にスキャロップを使用する
このアクティビティでは、スキャロップ加工法を使用してパーツを仕上げます。これで、ほとんどのパーツには 0.1 mm の材料が残っています。4 mm フィレットの内側の基準サーフェスの上部、および基準サーフェスのフィレットの下部に、もう少しあります。

緩斜面領域にスキャロップが適用されたパーツ(左)。仕上げにスキャロップを使用した後のパーツ(右)。
前提条件
- スキャロップ加工法を適用してパーツの緩斜面領域が加工されていること(アクティビティ 6)。
手順
[輪郭]ダイアログで、[Ø6 mm ball tool]を選択します。
[製造]ツールバーの[ミル]タブで、[3D] > [スキャロップ]
を選択します。
[工具]タブ
で、[選択]をクリックして工具ライブラリにアクセスします。
[Tutorial4]ライブラリから、工具[21 - Ø6 mm ball]を選択します。
[選択]をクリックして[工具を選択]ダイアログを閉じます。
注: 前の操作では急斜面領域に加工を制限するために傾斜範囲が限定されていました。この操作では、一定量の残りストックを得るために、1 回の実行でパーツ全体を加工します。矩形のベースを除外して、パーツのフラット領域を加工します。
加工パスを指定します。
- [パス]タブ
をクリックします。
- [許容差]を 0.02 mm に設定します。
- [内側/外側方向]ドロップダウン メニューから[内側から外側]を選択します。
- [切削ピッチ]を 1 mm に設定します。
- [仕上げ代]チェックボックスをオンにします。
- [径方向の仕上げ代]を 0.05 mm に設定します。
- [軸方向の仕上げ代]を 0.05 mm に設定します。この値は自動的に更新されます。
- [OK]をクリックすると、ツールパスの計算が自動的に開始されます。キャンバスにプレビューが表示されます。

アクティビティ 7 のサマリー
このアクティビティでは、パーツの仕上げ操作としてスキャロップ加工法を使用しました。