アクティビティ 5: 取残し加工

このアクティビティでは、負荷制御加工法を使用して、キャビティから残りのストック(REmaining STock (REST))を除去します。

前提条件

手順

  1. 既存の 3D 負荷制御操作を複製し、コピーの名前を変更します。

    1. ブラウザで、既存の 3D 負荷制御操作を選択します。

    2. 右クリックして[複製]を選択します。

    3. 新しいコピーをクリックし、名前を「Adaptive - Rest」に変更します。

    4. 新しい操作を右クリックして[編集]を選択します。

      新しい操作用のダイアログが開きます。すべてのパラメータ値が以前に作成した[負荷制御]操作と同じになっていることに注目してください。

      ヒント: 多くの操作が同じ基本パラメータを使用するため、コピーを作成する([複製]または[コピー][貼り付け]を使用)方が新しい操作を作成するより迅速になります。
  2. [Tutorial Tools (Metric)]ライブラリから工具を選択します。[#14 - Ø5 mm R0.5mm bullnose]を選択します。

    1. [工具]タブ イメージ で、[選択]をクリックします。工具ライブラリが開きます。
    2. ライブラリで、[Fusion ライブラリ] > [Tutorial Tools (Metric)]を選択します。
    3. リストから、[#14 - Ø5 mm R0.5 (Bull nose end mill)]を選択します。
    4. [選択]をクリックします。
  3. 深さの切削の設定、最適負荷、および仕上げ代。

    1. [パス]タブ イメージ をクリックします。
    2. [最適負荷]を 1 mm に設定します。
    3. [最大粗取り切込みピッチ]を 5 mm に設定します。
    4. [中間切込みピッチ]を 1 mm に設定します。
    5. [仕上げ代](径方向および軸方向)を .3 mm に設定します。
    6. [OK]をクリックして計算を開始します。

アクティビティ 5 のサマリー

このアクティビティでは、3D 負荷制御粗取り操作を複製し、ライブラリ工具を選択し、取残し加工のパラメータを小さくし、切削ピッチ、ステップの深さ、および仕上げ代を設定しました。これにより、その他の残りのストックが除去されました。

計算されたツールパスを以下に示します。 シミュレートされたツールパスを以下に示します。
イメージ イメージ

ツールパスは、赤色の矢印の始点、黄色の早送り動作、緑色の進入/退出動作、青色の切削動作、および終点の緑色の矢印で示されています。