旋盤加工とは、パーツの回転中に固定された切削工具がパーツを加工する処理のことです。機械加工は、垂直の X 軸と水平の Z 軸の2 軸平面(通常は ZX 平面)に制限されます。
旋盤操作では、パーツは回転チャックに固定されます。
旋盤操作では、旋盤と呼ばれる機械を使用します。旋盤では、回転軸を中心にパーツを回転させ、その軸を中心に左右対称のオブジェクトを加工します。
Fusionのマシン ライブラリ ダイアログを使用して、標準の *Fusion *ライブラリ、または、パーソナル ライブラリからマシンを選択します。カスタム マシンを作成することもできます。
ツールは、ターレットと呼ばれるマシンのパーツに取付けられます。複数の切削工具を保持し、垂直軸を中心に回転させ、1 回のセッションで異なる操作を実行することができます。ターレットを使用することで、プロセスの生産性が向上します。
ターレット工具ブロック数(1)は、マシンにより異なります。工具ホルダー(2)は、切削工具(3)をターレットに固定します。
旋盤加工では、シャフト、リング、ホイール、ボア、ねじなどの円柱状パーツや円錐状パーツを加工することができます。
Fusion では、旋盤操作を半径または直径でプログラムすることができます。既定値は半径ですが、 [基本設定] ダイアログで設定を変更できます。[基本設定] ダイアログの[一般] > [製造]ページにある[旋盤]グループで、 [直径プログラミング] を選択して、半径値ではなく直径値をプログラムします。