Fusion の[図面]作業スペースでは、[ベース ビューのプレースホルダ]コマンドを使用して、図面テンプレートにベース ビューのプレースホルダを作成できます。
ベース ビューのプレースホルダは、図面テンプレートのシート上に配置する最初のプレースホルダ ビューです。ベース ビューのプレースホルダから追加の投影ビューのプレースホルダを生成できます。
図面テンプレートから図面を作成すると、ベース ビューのプレースホルダによって、新しい図面で参照されるデザイン アセンブリのベース ビューが自動的に生成されます。
ベース ビューのプレースホルダ リプレゼンテーションには、次の 5 つがあります。
Fusion では、新しい図面テンプレートを作成すると、ベース ビューのプレースホルダを配置するよう求めるプロンプトが表示されます。シートにベース ビューのプレースホルダを配置した後、そこから追加の投影ビューのプレースホルダを生成できます。
同じシート上または追加のシート上に異なるビュー プロパティを持つ追加のベース ビュー プレースホルダを作成できます。新しいベース ビューのプレースホルダを作成する場合、新しい参照を作成することも、図面テンプレート内の既存の参照に追加することもできます。
新しい参照を作成すると、ブラウザに新しいノードが表示されます。
新しいベース ビューのプレースホルダを既存の参照に追加すると、ブラウザの既存の参照ノードに関連付けられます。
Fusion の[図面]作業スペースでは、[投影ビューのプレースホルダ]コマンドを使用して、ベース ビューのプレースホルダを基準にして、図面テンプレートに追加のプレースホルダ ビューを作成できます。
投影ビューのプレースホルダは、図面テンプレートの現在のシート上にあるベース ビューのプレースホルダまたは別の投影ビューのプレースホルダから生成される直交投影ビューです。
図面テンプレートから図面を作成すると、投影ビューのプレースホルダによって、新しい図面で参照されるデザイン アセンブリの投影ビューが自動的に生成されます。
投影ビューのプレースホルダは、親ビューを基準にして 8 方向に作成できます。方向は、投影ビューのプレースホルダを作成するときにカーソルをドラッグする方向によって決まります。
Orientation | ドラッグ方向 | |
---|---|---|
1 | 右 | 右(0 度) |
2 | 北東アイソメ ビュー | 右上(45 度) |
3 | 上 | 上(90 度) |
4 | 北西アイソメ ビュー | 左上(135 度) |
5 | [左] | 左(180 度) |
6 | 南西アイソメ ビュー | 左下(225 度) |
7 | 下 | 下(270 度) |
8 | 南東アイソメ ビュー | 右下(315 度) |
投影ビューのプレースホルダは、生成元のプレースホルダ ビューとの親子関係を維持します。既定では、投影ビューのプレースホルダはベース ビューのプレースホルダのプロパティを継承します。
ベース ビューのプレースホルダのプロパティを変更すると、投影ビューのプレースホルダのプロパティも変更されます。ただし、投影ビューのプレースホルダのプロパティをオーバーライドしてから、ベース ビューのプレースホルダでそのプロパティを変更した場合、投影ビューのプレースホルダではプロパティは更新されません。