プレースホルダ ビュー

Fusion の[図面]作業スペースでは、[ベース ビューのプレースホルダ]コマンドを使用して、図面テンプレートにベース ビューのプレースホルダを作成できます。

ベース ビューのプレースホルダ

ベース ビューのプレースホルダは、図面テンプレートのシート上に配置する最初のプレースホルダ ビューです。ベース ビューのプレースホルダから追加の投影ビューのプレースホルダを生成できます。

図面テンプレートから図面を作成すると、ベース ビューのプレースホルダによって、新しい図面で参照されるデザイン アセンブリのベース ビューが自動的に生成されます。

ベース ビューのプレースホルダ リプレゼンテーションには、次の 5 つがあります。

ベース ビューのプレースホルダ リプレゼンテーション

  1. [アセンブリ]
  2. コンポーネント
  3. 曲げコンポーネント
  4. フラット パターン
  5. ストーリーボード

Fusion では、新しい図面テンプレートを作成すると、ベース ビューのプレースホルダを配置するよう求めるプロンプトが表示されます。シートにベース ビューのプレースホルダを配置した後、そこから追加の投影ビューのプレースホルダを生成できます。

同じシート上または追加のシート上に異なるビュー プロパティを持つ追加のベース ビュー プレースホルダを作成できます。新しいベース ビューのプレースホルダを作成する場合、新しい参照を作成することも、図面テンプレート内の既存の参照に追加することもできます。

新しい参照を作成すると、ブラウザに新しいノードが表示されます。

ブラウザ: 新しいベース ビュー

新しいベース ビューのプレースホルダを既存の参照に追加すると、ブラウザの既存の参照ノードに関連付けられます。

投影ビューのプレースホルダ

Fusion の[図面]作業スペースでは、[投影ビューのプレースホルダ]コマンドを使用して、ベース ビューのプレースホルダを基準にして、図面テンプレートに追加のプレースホルダ ビューを作成できます。

投影ビューのプレースホルダは、図面テンプレートの現在のシート上にあるベース ビューのプレースホルダまたは別の投影ビューのプレースホルダから生成される直交投影ビューです。

図面テンプレートから図面を作成すると、投影ビューのプレースホルダによって、新しい図面で参照されるデザイン アセンブリの投影ビューが自動的に生成されます。

Orientation

投影ビューのプレースホルダは、親ビューを基準にして 8 方向に作成できます。方向は、投影ビューのプレースホルダを作成するときにカーソルをドラッグする方向によって決まります。

投影ビューの例

  Orientation ドラッグ方向
1 右(0 度)
2 北東アイソメ ビュー 右上(45 度)
3 上(90 度)
4 北西アイソメ ビュー 左上(135 度)
5 [左] 左(180 度)
6 南西アイソメ ビュー 左下(225 度)
7 下(270 度)
8 南東アイソメ ビュー 右下(315 度)

プロパティ

投影ビューのプレースホルダは、生成元のプレースホルダ ビューとの親子関係を維持します。既定では、投影ビューのプレースホルダはベース ビューのプレースホルダのプロパティを継承します。

ベース ビューのプレースホルダのプロパティを変更すると、投影ビューのプレースホルダのプロパティも変更されます。ただし、投影ビューのプレースホルダのプロパティをオーバーライドしてから、ベース ビューのプレースホルダでそのプロパティを変更した場合、投影ビューのプレースホルダではプロパティは更新されません。