シミュレーションの拡張機能

シミュレーションおよびジェネレーティブ デザイン テクノロジの可能性を最大限に活用して、デザインを最適化し、パフォーマンスを向上させ、製造効率を向上させます。

Fusion Simulation Extension には次の機能が含まれています。

詳細については、以下の表を参照してください。

クレジット カードを使用して、月単位または年単位で Fusion Simulation Extension へのアクセス権を購入できます。トークンを使用して、シミュレーション スタディとジェネレーティブ デザイン スタディに結果ごとに個別にアクセスすることもできます。Fusion Simulation Extension についての詳細は、Autodesk Web サイトを参照してください。

注: 以前にジェネレーティブ デザイン エクステンションで提供されていた機能は、Fusion Simulation Extension の一部として使用できるようになりました。

含まれる機能

シミュレーション スタディ
モード周波数 モード周波数
構造荷重と境界条件を使用、または使用しない場合のモデルのモード周波数を確認します。結果には、振動モード形状、対応する周波数、および質量寄与率が含まれます。
電子部品の冷却 電子部品の冷却
電子機器本体から発生する熱荷重と筐体内の空気の流れによって、回路基板コンポーネントの温度が最大許容温度を超えるかどうかを判断します。
熱 熱の定常状態
定常条件下での熱荷重および熱境界条件に対するモデルの反応を確認します。結果には、温度と熱流束が含まれます。
熱応力 熱応力
熱荷重および構造荷重により発生するモデルの温度および応力分布を確認します。無応力時の参照温度は、スタディの設定で定義します。
射出成形 射出成形シミュレーション
プロセス設定、材料の選択、射出位置に基づいて、成形品の充填状態と品質の問題の可能性を確認します。標準結果とガイド付き結果を表示します。
構造座屈 構造座屈
モデルの座屈モードを確認します。結果には座屈モードとそれに対応する荷重乗数が含まれます。
非線形静的応力 非線形静的応力
非線形材料特性や大きな変形を考慮して、構造荷重および境界条件によって発生するモデル全体の静的応力と変形を確認します。
準静的イベント シミュレーション 準静的イベント シミュレーション
非線形材料の挙動が必要な単一パーツまたはマルチボディ アセンブリにおける静的応力と変形を特定します。接触条件がボディ間で遷移する可能性のある大きな動作に最適です。
動的イベント シミュレーション 動的イベント シミュレーション
大きい変形、初期速度、接触、衝撃など、急激に変化する時間依存の荷重および拘束に対するデザインの反応を特定します。
シェイプ最適化 シェイプ最適化
ジオメトリに適用された荷重および境界条件に基づいて軽量で構造上効率的なパーツに最適化します。
ジェネレーティブ デザイン スタディ
GD 結果 構造コンポーネント - 結果を生成する
ジオメトリ、パフォーマンス、および製造の要件に基づいて複数の結果を生成します。多くの場合、結果は従来のデザインよりもパフォーマンスが向上し、軽量です。
注: Fusion Insider プログラムのメンバーが利用できる新しい流体パス スタディをお試しください。
GD デザイン 構造コンポーネント - 結果から 3D デザインを作成する
デザインに対して複数のソリューションを検討し、要件に最適なソリューションを選択します。この結果から編集可能なデザインとメッシュ デザインを作成し、Fusion で引き続き使用します。
注: この拡張機能は、Fusion スタートアップ、Fusion 体験版、Fusion サブスクリプションで使用できます。学生および教員の場合は、制限なく多数のスタディを解析または生成できる機能が既に含まれている Fusion Education アカウントを使用することをお勧めします。