[対称平面]コマンドを使用すると、対称平面を定義して対称の結果を生成することができます。
[ジェネレーティブ デザイン]ツールバーの[デザイン スペース]パネルで[対称平面] を選択して、コマンドにアクセスします。
対称平面として定義する構築平面を選択します。1 つまたは複数の対称平面を定義できます。
基本的な要件は、保持ジオメトリと障害物ジオメトリが、平面を中心に対称であることです。その他の対称の要件は、選択した製造方法によって異なります。
製造方法 | 要件 |
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制限なし、積層、3 軸加工、5 軸加工 | 対称平面は互いに直交している必要があります。 |
2 軸加工、2.5 軸加工 | 対称平面は互いに直交している必要があります。また、これらの軸は、切削/フライス加工方向と直交または平行である必要があります。 |
スタディ設定が要件を満たしていると、すべての対称平面が結果から作成されたデザインに含まれます。[デザイン]作業スペースで開いたデザインに、これらの平面が既に含まれていることを意味します。平面は、これらの平面を使用してボディ全体を対称に編集できるように、T スプラインの作成で対称を強制するために使用されるため重要です。たとえば、T スプライン ボディの一方のジオメトリを修正すると、平面の反対側のジオメトリも一致するように更新されます。
対称平面を持つデザイン スペース(ジェネレーティブ デザイン作業スペース) | 対称の結果(コンテキスト環境を検討) |
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次の例は、3 つのシナリオを示しています。
直交投影平面を定義すると、すべての対称平面が結果から作成されたデザインに含まれます。[デザイン]作業スペースで開いたデザインには、既にこれらの平面が含まれています。
直交投影平面と非直交投影平面を定義すると、デザインの作成中にすべての対称平面が無視されます。[デザイン]作業スペースで開いたデザインには、これらの平面は含まれていません。つまり、T スプライン ボディを対称に修正する場合は、[フォーム]コンテキスト環境でこれらの平面を再度作成する必要があります。
切削/フライス加工方向に直交または平行な対称平面を定義すると、結果から作成されたデザインにすべての対称平面が含まれます。[デザイン]作業スペースで開いたデザインには、既にこれらの平面が含まれています。
例 | デザイン スペース([ジェネレーティブ デザイン]作業スペース) | 結果から作成されたデザイン([デザイン]作業スペース) |
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1.直交投影平面 | ![]() 平面 1 と 2 は直交投影平面です。 |
![]() 結果から作成されたデザインに平面が含まれています。 |
2.直交投影平面と非直交投影平面 | ![]() 平面 1 と 2 は直交投影平面です。平面 3 は非直交投影平面です。 |
![]() デザインの作成中に平面は無視されます。 |
3.切削方向と直交し、平行 | ![]() 平面 1 は平行で、平面 2 は切削方向(Z 軸)に直交します。 |
![]() 結果から作成されたデザインに平面が含まれています。 |