アクティビティ 1: 新しい静的応力スタディを作成する

このアクティビティでは、[スタディ 1 - 静的応力]を作成し、次のことを行います。

注: シミュレーションの単位は[デザイン]作業スペースに指定されている単位に依存しません。

静的応力解析の設定

モデルを最初にインポートしたときのブラウザ(左)。新しい静的応力スタディを作成した後のブラウザ(右)。

前提条件

手順

  1. 開始形状モデル[接続ロッド アセンブリ]を[Z (上方向)]でデータ パネルの[基本トレーニング]フォルダから開きます。

    1. データ パネルが現在表示されていない場合は、画面上部の データ パネルのアイコン [データ パネルを表示]をクリックします。
    2. データ パネルの最上位レベル(ホーム ビュー)は、[すべてのプロジェクト]と[サンプル]の 2 つのサブセクションに分かれています。[サンプル]に到達するまでスクロールダウンします。
    3. [基本トレーニング]フォルダをダブルクリックして開きます。
    4. [11 - シミュレーション]フォルダをダブルクリックして開きます。
    5. [接続ロッド アセンブリ]モデルをダブルクリックしてキャンバス内に開きます。


      6. 注: サンプル モデルは読み取り専用です。パーソナル プロジェクトにモデルのコピーを保存する必要があります。

  2. 開始形状モデルを保存するパーソナル プロジェクトを指定します。

    1. 名前を付けて保存のアイコン ([ファイル] > [名前を付けて保存])をクリックします。
    2. 名前フィールドに 接続ロッド アセンブリなどの名前を入力します。
    3. [場所]フィールドの横にある矢印ボタンを展開します。
    4. 既存のプロジェクトを特定してクリックするか、[新規プロジェクト]をクリックして新しいプロジェクトを開始します。

  3. 開始形状モデルを保存するフォルダを特定または作成します。

    1. プロジェクト内のフォルダをダブルクリックして選択するか、新しいフォルダを作成します。
    2. 新しいフォルダを作成するには、[新規フォルダ]をクリックします。
    3. フォルダに対して 接続ロッド アセンブリなどの名前を入力します。
    4. [Enter]を押します。
    5. フォルダをダブルクリックして、現在のファイルの保存場所にします。
    6. [保存]をクリックします。

  4. 新しいシミュレーション スタディとして[静的応力]を選択します。

    1. ツールバーの上部左端にある[作業スペースを変更]ドロップダウン メニューをクリックし、[シミュレーション]を選択します。

      [シミュレーション]作業スペース
    2. [新規スタディ]ダイアログ ボックスで、[静的応力スタディ] [静的応力]を選択します。

  5. メッシュ サイズを 0.1 in に設定します。

    1. 大きいサムネイル イメージの右上隅にある [設定]アイコン [設定]アイコンをクリックして、[設定]ダイアログにアクセスします。

      設定ダイアログの場所

      [一般]設定が最初に表示されます。
    2. [剛体モードを解除]がアクティブになっていないことを確認します。

      このオプションは、拘束されていないモデルに対してのみ適用できます。このスタディでは、拘束を適用します。
    3. ダイアログの左フレームにある[メッシュ]を選択し、メッシュ設定を表示します。
    4. [絶対サイズ]をクリックし、入力フィールドに 0.1 in と入力します。
    5. [戻る]をクリックすると、変更が適用されます。
    6. [新規スタディ]ダイアログで、[スタディを作成]をクリックしてスタディを作成し、ダイアログを閉じます。

  6. 既定の単位系を[米国(インチ)]に変更します。

    1. ブラウザで、単位変更のアイコン [単位]の上にカーソルを合わせてから、編集アイコン [編集]をクリックします。
    2. [単位設定]ダイアログで、[米国(インチ)]を[既定の単位セット]ドロップダウン リストから選択します。
    3. [OK]をクリックして変更内容を確定し、ダイアログを閉じます。

  7. 接続ロッドの材料が[アルミニウム 5052 H32]であること、および大小のピンが[鋼 AISI 1020 107 HR]であることを確認します。

    1. スタディ マテリアルのアイコン ([シミュレーション]作業スペース > [設定]タブ > [マテリアル]パネル > [スタディ マテリアル])をクリックして、[スタディ マテリアル]ダイアログを開きます。
    2. [スタディ マテリアル]ダイアログで、[スタディ マテリアル]列が次のように定義されていることを確認します。

      • [接続ロッド]: (モデルと同じ)または[アルミニウム 5052 H32]。
      • [大きいピン]および[小さいピン]: (モデルと同じ)または[鋼 AISI 1020 107 HR]。
      これ以外の場合は、ドロップダウン リストから正しい材料を選択します。
    3. [OK]をクリックして、[スタディ マテリアル]ダイアログを閉じます。

アクティビティ 1 のサマリー

このアクティビティでは、[シミュレーション]作業スペースに切り替えて静的応力スタディを作成し、そのパラメータを定義しました。次のことを行いました。

親ページ: チュートリアル: 静的応力解析
次のページ: アクティビティ 2: 拘束を使用してモデルを静的に安定させる

関連ページ