Fusion の電子部品の冷却スタディは、電子基板上のコンポーネントが達する可能性が高い温度をシミュレートし、過熱が原因で PCB コンポーネントに障害が発生するリスクがあるかどうかを特定するために役立ちます。これらのタスクはソルバーによって自動的に実行されるため、コンポーネントを簡素化したり、コンポーネントの周囲の空気量をモデル化する必要はありません。
Fusion または別の CAD パッケージで作成された電子デザインを開きます。
作業スペース スイッチャをクリックし、[シミュレーション]作業スペースを選択します。
[新規スタディ]ダイアログで、[スタディ タイプ]として[電子部品の冷却]を選択します。
[新規スタディ]ダイアログで、[スタディを作成]をクリックし、[シミュレーション]作業スペースで新しい電子部品の冷却スタディを開きます。
[セットアップ]タブで、 ([材料]パネル > [材料])をクリックして、材料を適用、表示、編集します。
[セットアップ]タブで、 ([荷重]パネル > [熱荷重])をクリックして、[内部熱荷重]を適用します。
モデルにファンが含まれている場合は、ファンのボディを選択し、 ([冷却]パネル > [ファン])をクリックして、体積に基づく空気または流体の流れを適用します。
モデルにヒート シンクが含まれている場合は、ヒート シンクのボディを選択し、 ([冷却]パネル > [ヒート シンク])をクリックして、押し出しヒートシンク設計の理想化リプレゼンテーションを作成します。
過熱のリスクがある PCB コンポーネントをハイライト表示する場合は、 ([しきい値]パネル > [温度しきい値])をクリックして、これらのコンポーネントの温度しきい値を設定します。
電子デザインのコンポーネントに MAXTEMP 属性が設定されている場合、そのコンポーネントの温度しきい値にはこの属性の値が自動的に設定されます。
[プリチェック]に、スタディ設定の準備ができていると表示されたら、
([解析]パネル > [解析])をクリックして、解析を実行します。
解析が完了したら、 ([結果]パネル > [結果])をクリックして結果を表示します。