このアクティビティでは、ファンを追加し、これによってコンポーネント温度を最大温度しきい値である 130 ℃ 未満に下げることができるかを確認します。ファンは既にモデリングされていますが、取り除かれています。
2 つのスタディを作成します。1 つは筐体からの排気効果を調べるもの、もう 1 つは筐体内への吸気効果を調べるものです。
筐体内への吸気効果を調べるために、次のことを行います。
ファンのある電子機器の筐体(左)と、ファンのない筐体(右)。**
Two Heatsinks シミュレーション モデルと関連するスタディ設定のクローンを作成して、これに Fans という名前を付けます。こうすることで、既存の結果を上書きせずに、モデルを変更することができます。
ファンを元に戻します。
スタディの名前を 50 W Fan Push に変更します。
ブラウザで、Fan シミュレーション モデルがアクティブであることを確認し、[スタディ 1 - 電子部品の冷却]をダブルクリックして編集モードをアクティブにします。
名前を Fan Push に変更して、キーボードの[Enter]を押します。
解析精度を維持しながら解析時間を短縮するために、ファンにコンポーネントの理想化を適用し、流量を 41 CFM に設定して、空気を筐体内に取り込みます。
[セットアップ]ツールバーの[冷却]パネルで、 [ファン]を選択して[ファン]ダイアログを開きます。
キャンバスでファンを選択し、それが青色でハイライト表示されていることを確認します。
[ファン]ダイアログで、[1 つのボディ]が選択されていることを確認し、[流量]を 41 CFM に設定します。
[OK]をクリックして変更内容を確定し、ダイアログを閉じます。
50 W Fan Push スタディをクローン化し、この新しいスタディに 50 W Fan Pull という名前を付けて、流れの方向を反転させます。
ブラウザで、Fan Push スタディを右クリックし、コンテキスト メニューから[スタディをクローン化]を選択します。
ブラウザで、新しいスタディ Fan Push (2) をダブルクリックして、編集モードをアクティブにします。
スタディの名前を Fan Pull に変更し、キーボードの[Enter]を押します。
ブラウザで、ファンに関連付けられている [編集]をクリックして、[ファンを編集]ダイアログを開きます。
[ファン]ダイアログで、[方向を反転]をクリックして流れの方向を反転させます。
[OK]をクリックして変更内容を確定し、ダイアログを閉じます。
スタディが正しく設定されていることを確認し、解析を実行します。
[セットアップ]ツールバーで、 ([解析]パネル > [プリチェック])をチェックし、これが緑色で、白色のチェック マークが付いていることを確認します。
他のスタディに切り替えて、[プリチェック]が緑色になっていることを確認します。
[セットアップ]ツールバーで、 ([解析]パネル > [解析])をクリックして、[解析]ダイアログを開きます。
[解析]ダイアログで両方のスタディを選択し、[2 スタディを解析]をクリックして実行し、ダイアログを閉じます。
解析が完了したら、[閉じる]をクリックして[ジョブ ステータス]ダイアログを閉じます。
このアクティビティでは、次のことを行いました。