再生パフォーマンスを向上させるために、Maya は特定のデフォーマの処理をグラフィックス プロセッシング ユニット(GPU)にオフロードします。
		
注: GPU サポートは 
Viewport 2.0 でのみ使用可能ですが、多くの場合、GPU サポートでデフォーマを更新すると、旧式の CPU デフォーマ バージョンのパフォーマンスがわずかに向上します。
		
 
 
	 GPU のオーバーライド(GPU Override)は、Maya では既定でアクティブですが、無効の場合、アニメーション(設定)(Animation (Settings))プリファレンスでオンにできます。
	 
 
	 GPU のサポートがあるデフォーマは次のとおりです。
 
	  
 
		注:  
		  - GPU のサポートが有効になるのは、インプリシット球のみです。つまり、スカルプト オブジェクト ジオメトリが球の場合、スカルプト デフォーマは GPU 上で実行されるデフォメーション チェーンに含まれます。スカルプト ジオメトリが球以外の場合、デフォメーションは CPU に送信されます。
			 
- ジオメトリ サブセットで softMod デフォーマを使用している場合、GPU サポートはソフト修正減衰モード(Soft Modification Falloff Mode)がボリューム(Volume)に設定されている場合にのみ使用できます。
			 
 
 
	  
GPU のサポートと選択セット
 
		 
		 サブセットを使用する場合の張力デフォーマ、デルタ マッシュ デフォーマ、およびソリッド化デフォーマの動作が、GPU サポートに対応するように変更されました。
		
 
		Maya 2021 より前のバージョンでは、これらのデフォーマを含むジオメトリのサブセットを使用している場合、選択セットはポリゴン接続レベル 1 つ分だけ内部的に拡張され、これらの頂点がアンカーとして割り当てられていました。
		
 
		新しい動作では、サブセット内の頂点のみがデフォーマによって使用されます。元のデフォーマの動作を復元する場合は、コンポーネント タグを使用して選択セットを展開します。