3 つの異なる方法を使用して、サーフェスの交差、コーナー、ハード エッジなど、リトポロジ化されたメッシュの領域を保持することができます。
- ハード エッジ: 明示的にハードと定義されたエッジは、オリジナルのメッシュの全体的なシェイプとフローを維持するためにハードな状態のまま保持されます。
- 角度によるエッジ: 指定した角度の許容値に基づいてエッジが保持されます。隣接するフェースの間の角度が指定した角度の許容値を超える場合、フェース間のエッジは保持されます。
- コンポーネント タグ(Component Tags): ポリゴン リトポロジ(polyRetopo)ノードは、入力メッシュ上で指定されたエッジのコンポーネント タグを検索し、生成されるメッシュへのインフルエンスとして使用します。
リトポロジ化を実行する前に、リトポロジ化オプション(Retopologize Options)ウィンドウのフィーチャ保持(Feature Preservation)オプションを有効にするか、リトポロジ化を実行した後に、アトリビュート エディタ >ポリゴン リトポロジ(Attribute Editor > polyRetopo)ノードで調整することができます。
ハード エッジを使用してメッシュの領域を保持するには
- 保持する必要のあるエッジがハードとしてマークされていることを確認します。
次の例では、球の中央付近のエッジ ループが硬化されています。
- リトポロジ化されたメッシュ(生成されたメッシュ)を選択し、ポリゴン リトポロジ(polyRetopo)ノードのハード エッジ(設定 > フィーチャ保持(Settings > Feature Preservation))をオンにします。
リトポロジ化されたメッシュには、ビューポート内の同じハード エッジの更新が自動的に反映され、メッシュのエッジ フローが動的に更新されます。
次の例は、リトポロジ化された単純なブール演算メッシュを示しています。リトポロジ化(Retopologize)を実行する前に、リトポロジ化オプション(Retopologize Options)のオリジナルの維持(Keep Original)をオンに設定しているため、メッシュに対してすべての更新がリアルタイムで反映されています。
角度によるエッジ(Edges by Angle)を使用してメッシュの領域を保持するには
- リトポロジ化されたメッシュ(生成されたメッシュ)を選択し、ポリゴン リトポロジ(polyRetopo)ノードの角度によるエッジ(設定 > フィーチャ保持(Settings > Feature Preservation))をオンにします。
リトポロジ化されたメッシュ(生成されたメッシュ)のエッジ フローは、角度によるエッジ(Edges By Angle)の値に基づいて自動的に更新されます。
重要: 角度によるエッジ(Edges by Angle)のフィーチャ保持方法では、指定した角度許容値の範囲内にある場合にハードとしてマークされたエッジは無視されます。次の例では、メッシュ表示 > ハード(Mesh Display > Hard)を使用して、入力メッシュのすべてのエッジがハードとしてマークされています (1)。メッシュをリトポロジ化した後(2)、角度によるエッジ(Edges by Angle)をオンに設定すると(3)、明示的に定義されたハード エッジは生成されたメッシュで一切保持されないことがわかります。
角度によるエッジ(Edges by Angle)では、指定したしきい値に従って、ハードまたはソフトとして識別されたエッジを保持します。次の例は、リトポロジ化された単純なブール演算メッシュを示しています。リトポロジ化(Retopologize)を実行する前に、オリジナルの維持(Keep Original)をオンにしているため、生成されたメッシュに対してすべての更新が動的に反映されています。