シーン内の AOV を .json として書き出して、このファイルを新しいシーンに読み込むことによって、AOV を再作成しなくても再利用できるようにします。この操作を行うには、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウまたは レンダリングの設定(Render Setup)エディタを使用します。
AOV は、次の 4 つの方法のいずれかで書き出すことができます。
レンダー設定(Render Settings)ウィンドウでプリセット > AOV を書き出し(Presets > Export AOVs)を選択します。
レンダリングの設定(Render Setup)エディタでファイル > シーン AOV を書き出し(File > Export Scene AOVs)を選択します。
レンダリングの設定(Render Setup)エディタでファイル > 可視レイヤの AOV を書き出し(File > Export Visible Layer AOVs)を選択します。
既定では、AOV の .json ファイルはユーザ プリセットの場所(<Documents>\maya\Presets)に保存されます。詳細については、「グローバル プリセットとユーザ プリセット」を参照してください。
これを実行するには、2 つの方法のいずれかを使用します。
レンダリングの設定(Render Setup)エディタでファイル > シーン AOV を読み込み(File > Import Scene AOVs)を選択します。
レンダー設定(Render Settings)ウィンドウでプリセット > AOV を読み込み(Presets > Import AOVs)を選択します。
読み込みウィンドウの既定値は、ユーザ プリセットの場所(<Documents>\maya\Presets)です。詳細については、「グローバル プリセットとユーザ プリセット」を参照してください。
読み込み時には次の 2 つのオプションがあります。
上書き(Overwrite)
現在の AOV が、読み込んだ AOV にすべて置き換えられます。
マージ(Merge)
ノードが同じである場合(つまり、ノード名が同じである場合)は、既存の AOV が読み込んだ AOV に置き換えられます。現在存在していない AOV は、変更されずに読み込まれます。現在のシーン内にあるが、読み込まれた .json ファイルには存在しない AOV は保持され、変更されません。