ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

applyTake([channel=string], [device=string], [filter=string], [preview=boolean], [recurseChannel=boolean], [reset=boolean], [specifyChannel=boolean], [startTime=time])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

applyTake は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

このコマンドは、デバイスのデータ(テイクと呼ばれる)を取得し、これを再生してレビューできる形式に変換します。テイクは readTake アクションで読み込みしたり、recordDevice アクションで記録したりすることができます。テイクはアニメーション カーブに変換されるか、または -preview フラグを使用した場合は blendDevice ノードに変換されます。

このコマンドは、デバイス アタッチメントのターゲット アトリビュートにアタッチされているアニメーション カーブを探します。アニメーション カーブが存在する場合、テイクは既存のカーブにペーストされます。カーブが存在しない場合は、新規のアニメーション カーブが作成されます。

デバイスが指定されない場合、テイク データのあるデバイスと applyTake 用に有効になっているすべてのデバイスにデータが適用されます。

関連項目: recordDevice、enableDevice、readTake、writeTake

戻り値

なし

関連

defineDataServer, defineVirtualDevice, enableDevice, filter, movIn, movOut, readTake, recordDevice, writeTake

フラグ

channel, device, filter, preview, recurseChannel, reset, specifyChannel, startTime
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
channel(c) string createmultiuse
このフラグは、セット チャネルの有効値をオーバーライドします。チャネルが指定されると、チャネルは有効になります。
C: 既定は、デバイス用に applyTake が有効になっているチャネルすべてです。
device(d) string createmultiuse
どのデバイスにテイクを含めるかを指定します。
C: 既定は、applyTake が有効になっているすべてのデバイスです。
filter(f) string createmultiuse
このフラグは、applyTake 使用時に使うフィルタを指定します。このフラグが複数回使用される場合、フィルタの順序は左から右になります。
C: 既定は、フィルタなしです。
preview(p) boolean create
デバイス アタッチメントに接続されたターゲット アトリビュートにアタッチされている blendDevice ノードにテイクを適用します。アトリビュートにアタッチされているアニメーション カーブは、プレビュー データが定義される場合以外は変更されません。プレビュー データは再生時に使用されるデータです。
C: 既定は、プレビューしないです。
recurseChannel(rc) boolean create
このフラグを使用すると、-c/channel で指定されるチャネルの子にも適用されます。C: 既定は有効になったすべてのチャネルです。
reset(r) boolean create
-preview によって影響を受ける blendDevice ノードをリセットします。プレビュー データが除去され、アニメーション カーブが存在する場合は、それらのカーブが再生時に使用されます。
specifyChannel(sc) boolean create
このフラグは、-c/channel フラグと一緒に使用されます。使用される場合、applyTake は、-c/channel フラグでリストされるチャネルでだけ動作します。
C: 既定は有効になったすべてのチャネルです。
startTime(st) time create
テイク用の既定開始時間は記録時に決定されます。startTime オプションは、現在のアニメーション単位でテイクの開始時間を設定します。
C: 既定は、テイクの最初のタイム スタンプです。テイクのタイム スタンプが存在しない場合は、0 が使用されます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

#    Apply all of the recorded data to param curves.
cmds.applyTake()

#    Applies the takes from clock and ultra devices and starts the
#    data at anim time 100.
cmds.applyTake( d=('clock', 'ultra'), st=100 )

#    Applies the take from the ultra device and uses the euler and
#    simplify filters.
cmds.applyTake( d='ultra', f=('euler', 'simplify') )

#    Applies only the shoulder channel and all of its children.
cmds.applyTake( d='ultra', c='shoulder', sc=True, rc=True )