stingray.SaveSystemDialog ネームスペース リファレンス

説明

PlayStation 4 の保存システム ダイアログ機能にアクセスするためのインタフェースです。

オブジェクトがシングルトンである(単一の SaveSystemDialog しかない)ため、SaveSystemDialog オブジェクトを関数に渡す必要はありません。SaveSystemDialog シングルトンで、すべての関数が動作します。

サンプルの使用方法:

stingray.SaveSystemDialog.initialize()

...

stingray.SaveSystemDialog.open(1344, user_id)

...

stingray.SaveSystemDialog.terminate()

現在、システムの保存ダイアログは、「保存時の容量不足」エラー情報を表示するためにのみ使用できます。

その他の関連リファレンス項目

PlayStation 4

関数

close ( ) SaveSystemDialog を閉じます。

パラメータ

この関数はパラメータを受け入れません。

戻り値

この関数は値を返しません。

一般に、これはユーザのアクションによって行われます。stingray.SaveSystemDialog.status() は、この関数の呼び出し時に stingray.SaveSystemDialog.RUNNING である必要があります。

initialize ( ) システムの保存ダイアログを初期化します。

パラメータ

この関数はパラメータを受け入れません。

戻り値

この関数は値を返しません。

stingray.SaveSystemDialog.open() の前にこの関数を呼び出す必要があります。

その他の関連リファレンス項目

stingray.SaveSystemDialog.terminate()

open ( required_blocks, user_id ) システムの保存ダイアログを作成し、開きます。

パラメータ

required_blocks :	integer	ユーザによる解放が必要なブロック数です。必須。stingray.SaveSystem.save_error_result() に指定されているとおりのものです。
user_id :	integer	保存されているゲームを作成する必要があるユーザの ID です。オプション。省略した場合は、使用されるアプリケーションを起動したユーザの ID です。

戻り値

この関数は値を返しません。

その他の関連リファレンス項目

stingray.SaveSystem.save_error_result() stingray.SaveSystemDialog.initialize()

status ( ) : integer システムの保存ダイアログのステータスを更新し、返します。

パラメータ

この関数はパラメータを受け入れません。

戻り値

integer

システムの保存ダイアログのステータスです。任意の status 定数にすることができます。

その他の関連リファレンス項目

	stingray.SaveSystemDialog.close()
	ステータス コード

terminate ( ) システムの保存ダイアログを終了し、割り当てられたリソースを解放します。

パラメータ

この関数はパラメータを受け入れません。

戻り値

この関数は値を返しません。

操作が正常に完了したかどうかに関わらず、terminate() を呼び出す必要があります。システムの保存ダイアログを中止するため、stingray.SaveSystemDialog.initialize() の後で、いつでも terminate() を呼び出すことができます。

ステータス コード

status() 関数によって返される可能性のあるステータス コードです。

FINISHED : integer システムの保存ダイアログが完了しました。

INITIALIZED : integer システムの保存ダイアログが初期化されますが、アクティブなダイアログはありません。

NONE : integer システムの保存ダイアログが初期化されたことがないか、または既に終了されています。

RUNNING : integer システムの保存ダイアログが起動したが、まだ終了されていません。

その他の関連リファレンス項目

stingray.SaveSystemDialog.close()