Stingray の標準ファー マテリアルを使用して、熊、猫、犬などのアセットに適用できるリアルな短いファーを作成できます。

注: 現在、ファーは Windows でのみサポートされています。

1. 新しい標準マテリアルを作成する「マテリアルを作成する」を参照してください。

2. Parent Material グループの下で、Parent Resource フィールドが既定のファー マテリアル、core/stingray_renderer/shader_import/_standard_fur を指し示すように設定します。

   これにより、適用されるメッシュがファーでシェーディングされるようにマテリアルが設定されます。

3. Property Editor で次のファー設定を指定します。

   • Noise Map
     ファーを生成します。

   • Color
     ファーのカラーを決定します。

   ヒント: 最良の結果を得るには、単一の Color を選択するのではなく、ファーのように見える Color Map を適用します。

   • Length Mask
     現在の Fur Length より短いメッシュ上にファーの領域を作成するマスクを適用します。グレースケール マップの黒色はファーがないことを意味し、白色はメッシュがその領域にあるファーの全長を使用していることを意味します。

   • Roughness
     ファーの光沢の量をコントロールします。

   • Direction Map
     接線空間でのファーの方向をコントロールします。

   • Direction Amount
     ファーに適用される Direction Map の量をコントロールします。

   • Normal Scale
     ファー ノイズから生成される法線の強度をコントロールします。

   • Parallax Blur
     ファーのスライス間のギャップにブラー効果を適用します。より長いファーを使用すると、この値が高くなります。

   ヒント: ファーにジッタが発生し始めたら、Parallax Blur や Fur Length 値を低減します。

詳細については、「オブジェクトにマテリアルを割り当てる」を参照してください。

ヒント: モデル上の特定のピクセルに対してファーの長さを決定するには、Shell Length ノードを使用できます。Shell Length が 0 の場合、モデルのその部分にはファーがありません。このシナリオでは、モデルの法線を調整することができます。たとえば、ファーが欠落している領域に対してさらに高い詳細レベルを追加するには、法線マッピングを使用します。